先日から「Five must-read books from Japanese literature – 日本文学で読むべき5冊」を読んでいます。

日本文学で読むべき5冊


・「日本文学で読むべき5冊」(1)
・「日本文学で読むべき5冊」(2)
・「日本文学で読むべき5冊」(3)
・「日本文学で読むべき5冊」(4)
・「日本文学で読むべき5冊」(5)
・「日本文学で読むべき5冊」(6)
・「日本文学で読むべき5冊」(7)
・「日本文学で読むべき5冊」(8)
・「日本文学で読むべき5冊」(9)
・「日本文学で読むべき5冊」(10)
・「日本文学で読むべき5冊」(11)

The Housekeeper and the Professor by Yoko Ogawa, translated by Stephen Snyder
(Vintage, 2019)



The Housekeeper and the Professor is a story of love, in all its iterations.
「博士の愛した数式」は反復の中にひそむ愛の話だ。


iteration「繰り返し、反復」。

The love of mathematics and the beauty that lies in the wonder of numbers.
数学と数字の不思議に横たわる美への愛。

The love of baseball, the sweat and tears.
野球と汗と涙への愛。

The love between a mother and son.
母と息子の愛。

The uninvited love between a wife and her husband’s brother.
妻と夫の兄弟との招かれざる愛。

And the love between an unlikely pair: a professor with memory-loss and a fatherless boy.
そしてあり得そうもない組み合わせ:記憶を失ってしまう教授と父親のいない少年。

As with all good books, the worlds created by the authors linger far beyond the final pages.
優れた作品がそうであるように、作家の作り上げた世界の余韻が最後のページを遥かに超えて残る。


linger「(なごり惜しそうに)居残る、(疑念・思い出・習慣などが)なかなか消えない・廃れない、余韻」。

While Japanese literature can be elusive, it can also guide us to a deeper understanding not just of Japanese life, but also of ourselves and of humanity.
日本文学は捉えどころがないと思われがちな一方で、日本人の生活だけでなく、自分自身や人間性を深く理解する手がかりともなり得るのだ。


- 完 -


「博士の愛した数式」の映画で教授を演じたのは寺尾聡さんでした。

彼は昭和世代には「ルビーの指環」、平成世代には「パルムさん」として有名だそうですが、ああいう少し枯れた感じで落ち着いた方は、独特の魅力が発散されているなと思います。

昭和の頃に輝いた役者さんが最近そういう役を演じるパターン、結構ありましたよね。

寺尾さんもそうですが、柴田恭兵さん(この声をきみに)、田中泯さん(長閑の庭)など、まあ皆さん若い時から素敵な方ではあるんですが、魅力的な年齢の重ね方で羨ましい限りです。

どうしたらそう出来るのか、はっきりとは分かりませんが、耐えず勉強を続けているというのが大切な事の一つなのかなと。

どんなことでも良いので、いつも何かに興味を持ち続けて、それを勉強し続ける。

学校を卒業したあとの自主的な勉強は、自分を豊かにするための習慣です。

だから楽しくやったら良いと思うんです。

小さな積み重ねが1年、3年、5年と続けば、それはやがて大きな違いをもたらすと信じて、とにかく毎日コツコツです。


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