先日から「Why Japan is so successful at returning lost property – なぜ日本では落し物が戻ってくるのか」を読んでいます。

なぜ日本では落し物が戻ってくるのか


・「なぜ日本では落し物が戻ってくるのか」(1)
・「なぜ日本では落し物が戻ってくるのか」(2)
・「なぜ日本では落し物が戻ってくるのか」(3)
・「なぜ日本では落し物が戻ってくるのか」(4)
・「なぜ日本では落し物が戻ってくるのか」(5)

Honesty

正直さ

Lost umbrellas, on the other hand, are rarely retrieved by their owners.
その一方、傘の落し物は持ち主に戻ることは稀だ。


retrieve「取り戻す、回収する、救う、救い出す、回復する、復旧する」。

Of the 338,000 handed in to Lost Property in Tokyo in 2018, only 1% found their way back to their owner.
2018年、東京では33万8,000本の傘が届け出られたが、持ち主に返されたのは僅か1%。

The vast majority – about 81% – were claimed by the finder, which is a peculiarity in itself.
圧倒的多数の81%は拾い主が権利として要求するそうだが、それ自体特異なことだ。

In fact, the profligacy of umbrellas can work the other way.
実際、有り余っている傘は、逆の働きをすることがある。


profligacy「おびただしさ、豊富、浪費、放蕩、不品行」。

Knowing that many people would forget to claim their umbrella,
大抵の人は無くした傘のことを忘れてしまうものだが、

Satoshi, a former resident of Suginami-ku, Tokyo, says he would trick Lost Property into handing one over if he was caught out in the rain.
かつて杉並区の住民だったサトシは、もし出先で雨に降られたら、遺失物を拝借するという。

Satoshi would describe the most common umbrella – the clear plastic ones sold at every convenience store for 500 yen (£3.50)
サトシ曰く、最もありふれたコンビニで500円ほどで売られている透明な傘、

- and since there were so many of them just lying around at the counter, he says he would always get one.
それが遺失物カウンターにずらりと並んでいるときは、それを1本持っていくという。

Perhaps, then, honesty is not always front of mind.
ということは、常に正直さが一番というわけではなさそうだ。

In fact, Japan has a complicated history with honesty, says Behrens.
ベアレンズ氏によれば、日本の正直さにはややこしい歴史があるという。



善意で届けられたたくさんの傘が、厳しくいえば窃盗(ちょこっと拝借)を誘発、work the other way「逆効果、反対の働き」を引き起こしているという話でした。

確かに傘って雨が降っている間は助かるけど、止んだら途端に邪魔になります。

それがもしどこかから拝借してきた傘なら、もういいや、とその場に置いて来る、ということも出来てしまう・・・手軽だからこそそういう事もあり得ますよね。

私も長い傘をずっと持ち歩くのは嫌なので、外出の時は軽い折り畳み傘と、もし濡れたらそれをしまっておける吸水ケースをバッグに入れています。

この折り畳み傘用の吸水ケースは100円ショップで入手可能、濡れた傘も安心してバッグにしまえるので、梅雨どきにはおすすめの便利グッズです。


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