先日から「The Niigata Geigi: Japan’s ‘other’ geishas -「新潟芸妓・日本のもうひとかたの芸者たち」を読んでいます。

新潟芸妓・日本のもうひとかたの芸者たち


・「新潟芸妓・日本のもうひとかたの芸者たち」(1)
・「新潟芸妓・日本のもうひとかたの芸者たち」(2)
・「新潟芸妓・日本のもうひとかたの芸者たち」(3)
・「新潟芸妓・日本のもうひとかたの芸者たち」(4)
・「新潟芸妓・日本のもうひとかたの芸者たち」(5)
・「新潟芸妓・日本のもうひとかたの芸者たち」(6)
・「新潟芸妓・日本のもうひとかたの芸者たち」(7)

“I’ve experienced nothing like this.
「こんな経験はありません。

The pandemic is like an invisible war,” said Nobuko, who has seen the geigi scene survive two major earthquakes.
パンデミックとは、まるで目に見えない戦争のようですね」と語るノブコさんは、二度の大地震でも芸妓たちを見守ってきた。

“After the earthquakes, Ryuto Shinko sent geigis out to hospitals and nursing homes to perform for free, to cheer patients up.
「震災後、柳都振興は病院や老人ホームに芸妓を派遣し、患者さんを元気づけるために無料で芸を披露しました。

We can’t even do that now.”
今はそれすらもできません。」

But then Ryuto Shinko came up with an ingeniously contemporary way of rescuing the geigis’ centuries-old culture:
だが柳都振興は、芸妓の何百年もの歴史ある文化を救うために、独創的で現代的な方法を考えた、

online crowdfunding.
ネット上のクラウドファンディングだ。

They set an ambitious goal of 10m yen (approx. £66,000) and a time limit of just 52 days (from 10 May to 30 June 2021) in which to raise it.
彼らは、1,000万円という野心的な目標額と、達成まで52日間(2021年5月10日から6月30日まで)という期限を設定。

Amazingly, they surpassed their goal in just 11 days, receiving 15m yen,
驚く事に11日で目標額を突破し、1500万円にもなった、

contributed by a wide variety of people anxious to help preserve this intrinsic part of Japanese culture.
それは日本固有の文化を守りたいと願う様々な人たちからの寄付だった。


intrinsic「本来備わっている、固有の、本質的な、本来備わって、本質的で」。

They went on to collect an astonishing 30m yen (approx. £191,000).
そして3,000万円という驚異的な金額を集めた。

In light of this groundswell of popular support, there are reasons to be cheerful about the geigis’ future once Japan reopens to international travel.
こうした支持の高まりを受けて、海外旅行再開後の芸妓たちの将来にも明るい兆しが見えてきた。


in light of~「~に照らして、~を考慮して、~の観点から」。

groundswell「(遠方の大風などによる波の)大うねり、余波、大うねり、高まり」。

“I feel geigis will stay the same, but our customers may change,” said Nobuko.
「芸妓たちは変わらないでしょうが、お客様は変わるかもしれません」とノブコさん。

“There are many uncertainties ahead…
「不安要素はたくさんありますが・・・

We have to be ready to adjust to any new demand.”
新しい需要に対応できるようにせねばなりません。」



クラウドファンディングで急場をしのいだ古町花街。

当初の目標額の3倍を達成とは、すごいですね!

感染症対策という意味では、お座敷のしつらえや、一部屋あたりの人数も変えていく必要があるでしょうし、今までより工夫が求められるのかなと思います。

着物も毎回洗えるものではないし、クリアすべき課題は少なくないでしょうが、誰もが大変なこの難局を、共に乗り切りたいものです。


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