先日から「The Niigata Geigi: Japan’s ‘other’ geishas -「新潟芸妓・日本のもうひとかたの芸者たち」を読んでいます。

新潟芸妓・日本のもうひとかたの芸者たち


・「新潟芸妓・日本のもうひとかたの芸者たち」(1)
・「新潟芸妓・日本のもうひとかたの芸者たち」(2)
・「新潟芸妓・日本のもうひとかたの芸者たち」(3)
・「新潟芸妓・日本のもうひとかたの芸者たち」(4)
・「新潟芸妓・日本のもうひとかたの芸者たち」(5)
・「新潟芸妓・日本のもうひとかたの芸者たち」(6)
・「新潟芸妓・日本のもうひとかたの芸者たち」(7)
・「新潟芸妓・日本のもうひとかたの芸者たち」(8)

Whatever the future holds, Nobuko has no regrets about her career, even though it wasn’t her choice.
どんな未来が待っていようとも、ノブコさんは自らが歩んだ道に悔いはない、例え自分の選択ではなかったとしても。

“It was my mother’s idea.
「それは母の意向でした。

She had been a geigi in her hometown.
彼女も故郷で芸妓をしていたのです。

I had many brothers and sisters, so I guess the reason was financial.”
私は兄弟が多かったので、きっと経済的な理由からだったのでしょう。」

Nobuko remembers getting scolded frequently by her seniors in her apprentice days, but this never put her off the geigi world.
ノブコさんは、修行時代に先輩からよく叱られたことを覚えているが、それでも芸妓の世界から離れることはなかった。


get scolded by「お小言を頂戴する、荒々しく邪険に叱りつける」。

“Is there any other job that gives you an opportunity to meet with so many people, including a prime minister, and talk to them as equals?” she said.
「首相を含むたくさんの方と出会う機会があり、対等にお話しできる仕事が他にあるでしょうか?」と彼女。

“I’ve never been happier in my life than when I’m meeting and learning from the guests.”
「お客様と出会い学ばせていだたく、これほど人生で幸せなことはありません。」


- 完 -


家族を助けるために若い娘が売られる、花街では昔からある事ですよね。

女性の運命としては、過酷・・・それでも自分を磨き、誇りを持って働いてきたノブコさんは立派な方だと思います。

どんな仕事でも一生懸命頑張っている人は、そういう努力からしか得られない魅力が備わっている気がします。


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