先日から「And Just Like That… is ‘awkward’ and ‘clumsy’ -「SATC続編は“ぎこちなくて不器用”」を読んでいます。


本国では12月から全10話の予定で始まったSATC続編「And Just Like That…」。

日本では2021年12月29日0時より、U-NEXTで見られるようです。


・「SATC続編は“ぎこちなくて不器用”」(1)
・「SATC続編は“ぎこちなくて不器用”」(2)

And it takes no time to explain away Samantha, their voraciously sexual and slightly older friend.
そして、彼女たちのお盛んで少し年上の友人、サマンサの説明にも時間はかからない。


voraciously「がつがつと、貪欲に」。

She’s not dead, Miranda explains, she’s just in London, having dropped Carrie as a friend and fled.
ミランダの説明によれば、彼女は死んではおらず、ロンドンにいるだけで、友人としてのキャリーを捨てて去ったのだとか。

The dialogue is full of subtext.
この台詞には伏線がいっぱいだ。

After the second film, Kim Cattrall said she would never play Samantha again, and made cranky public statements about Parker.
映画2作目の後、キム・キャトラルは二度とサマンサを演じないと言い、パーカーについて奇妙な公言をしていた。

Samantha’s absence is just as well, too.
なのでサマンサは不在、それもそうだろう。

Her drawling, endless double entendres haven’t aged well,
彼女の話しぶり、延々と続く際どいダジャレはあまり古い感じはしない、


double entendre「(二つのうち一つはしばしば性的に下品な)両義を持つ語句・発音(の使用)、話句が二通りに理解できる駄洒落に似た修辞技法」。

especially when any number of Real Housewives franchises are now serving up similar campiness.
特に「リアル・ハウスワイフ」シリーズなど、これと似たわざとらしい作品がたくさん出ているから。


campy「(振る舞いが)わざとらしい、風変わりな、気取った、芝居がかった」。

She would have been an especially bad fit for the show’s more serious tone.
特に今回のシリアスな雰囲気には、彼女は合わないだろう。

But this otherwise laboured episode ends with a thwack to the heart, a death that leaves Carrie, especially, bereft.
しかしその他の部分で苦心がうかがえる第一話は、特にキャリーを絶望させる死という、心に響く衝撃で幕を閉じる。


labored「苦心の跡のある、無理な、こじつけの、不自然な、困難な、苦しい、のろのろした」。

thwack「ぴしゃりと打つ、引っぱたく、激しく打撃を与える」。

bereave「(人から近親などを)奪う、(希望などを)失わせる」。

bereft(bereave の過去形・過去分詞)。

The next episode is all about grief, carrying an unintentional subtext.
その次のエピソードは想定外の意味を含む悲しみ一色の物語。

Willie Garson, who plays Carrie’s friend Stanford, died in September and only appears in three episodes.
キャリーの友人スタンフォードを演じたウィリー・ガーソンが9月に亡くなり、彼が登場するのは3エピソードだけとなった。

Seeing him at a funeral with Carrie jolts us out of the fiction and into the sad reality of the actor’s death.
キャリーと共に葬儀に参列する彼の姿を見ると、フィクションから現実の俳優の死という悲しい現実に引き戻される。


jolt~out of「(その人)を~から引き戻す」。

本当にウィリー・ガーソンさんの訃報は驚きました。

「SATC」のスタンフォード、そして「ホワイトカラー」のモジー、どちらも大好きな作品かつお気に入りのキャラクターだったので、近しい人が亡くなったような気分になりました。

「ホワイトカラー」は続編の話もあったようですが、彼が居ないとちょっと成り立たないだろうなあという気がします。

でも肉体としてはこの世から去っても、映像作品の中で、そしてそれを見た人の心の中で生き続ける。

それはどんな気分なのか??それはご本人にしか分かりませんが、役者という職業の人にだけ与えられる永遠の命という感じがします。


「And Just Like That…」は2021年12月29日0時より、U-NEXTにて見放題独占配信予定!
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