昨日から「How John Lennon was made into a myth -「ジョン・レノンは如何にして神話となったのか」を読んでいます。

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・「ジョン・レノンは如何にして神話となったのか」(1)

A misconceived saint

誤解された聖人

“Soon after Lennon’s death – within hours, really – he was portrayed in this really sanctimonious, sanitised way that doesn’t do justice to his personality, his sense of humour, or his fellow Beatles,” says Rob Sheffield, a writer for Rolling Stone magazine and the author of the 2017 book Dreaming The Beatles.
「レノンの死後すぐ、実際には数時間以内に、彼の性格、ユーモアのセンス、または仲間のビートルズに対して適切ではない、過度に聖人っぽく清廉な姿で描かれました」と語るのはローリングストーン誌のライターで、2017年の本「Dreaming The Beatles」の著者でもあるロブ・シェフィールド氏。


sanctimonious「聖人ぶる、信心ぶる、殊勝げな」。

do justice to~「適切に対応する、公平に接する」。

“I always loved what Paul said in the 80s: ‘Since his death he’s become Martin Luther Lennon.’”
「私はポールが80年代に言った『死後、彼はマーティン・ルーサー・レノンになった』というのが気に入ってます。」

Naturally, the Dakota building became a focal point for fans in the days after the shooting, transformed into a sea of flowers and grief-stricken notes.
当然のことながら、ダコタ・ハウスは銃撃後の数日間でファンが集まる場所となり、おびただしい献花と悲しみに打ちひしがれた手紙で埋まった。


focal point「焦点、(話題・活動等の)中心」。

grief-stricken「悲しみに打たれた、悲嘆に暮れた」。

Hundreds of people held a silent tribute on the steps of Washington DC’s Lincoln Memorial.
何百もの人々がワシントンDCのリンカーン記念堂の階段で静かに追悼した。


tribute「貢ぎ(物)、年貢、(称賛・尊敬を示す)賛辞、捧げ物、贈り物」。

Radio stations played nothing but Lennon and Beatles songs for days, and record stores sold out of the Lennon-Ono album Double Fantasy.
ラジオ局は何日もレノンとビートルズの曲だけをかけ続け、レコード店ではレノンとオノのアルバム「ダブルファンタジー」が売り切れた。

Meanwhile further afield, there was similar beatification going on:
その間さらに遠くでは、同様の列福が起こっていた、


beatification「授福、受福、列福(式)」。

※列福:キリスト教、カトリック教会において徳と聖性が認められ、聖人に次ぐ福者の地位に上げられること

within days of his death, too, a mural appeared on a wall in a hidden side-street in Prague, which has been added to and embellished over the years to become a shrine.
彼の死から数日後、プラハの隠れた脇道に壁画が現れると、それは何年にもわたって追加され、やがて聖堂となるべく美しく飾られていった。


mural「壁(上)の、(大きな)壁画」。

embellish「飾って美しくする、装飾する、飾る、潤色する」。

Despite efforts to remove it or have it covered over, it is now a major tourist attraction and regular stop on guided tours of the Czech capital.
それらの壁画は消されたり覆い隠されたりしてきたが、今では主要な観光名所となり、チェコのガイドツアーの定番スポットだ。



洋の東西を問わず、特に若くして非業の死を遂げた人は神格化される傾向はありますよね。

それが生前の偉業に対する敬意の表し方というか、何だかそうしたくなる気持ちになってしまいます。

プラハの壁画は知りませんでしたが、公共物への落書き(汗)。

本当はダメなんでしょうけど、ついに根負けして(笑?)解放したら名所になったという話。

こういう自然発生的な追悼には心を打たれる人もきっと多いですよね。


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