昨日から「Why you should never drink whisky on the rocks -「ウィスキーはロックで飲むな」を読んでいます。

ウィスキーはロックで飲むな


・「ウィスキーはロックで飲むな」(1)

Single malts aren’t necessarily always better than blends, but most of Scotland’s highest regarded and most expensive whiskies are the former.
シングルモルトが必ずしもブレンドより優れているとは限らないが、スコットランドで最も評価が高く、最も高価なウィスキーのほとんどはシングルモルトだ。

Blended whiskies are smoother and easier to drink;
ブレンデッドウイスキーはより滑らかで飲みやすく、

malt can be almost overwhelming in flavour, a drink most work their way up to.
モルトの風味が圧倒的で、最もよく飲まれている味である。


work one’s way up「たたき上げ、こぎつける、徐々に出世する」。

The vast majority of malt comes from three major whisky-producing regions.
そのモルトの大部分は、3つの主要なウイスキー生産地でつくられている。

The Highlands (roughly the northern half of Scotland) and Speyside (in the country’s northeast) are both easily accessible from major cities,
ハイランド地方(スコットランドのほぼ北半分)とスペイサイド地方(同国北東部)は、いずれも主要都市からのアクセスが良く、

and their whiskies are relatively accessible to the malt novice, characterised by smooth, floral, often delicate flavours.
モルト初心者にも比較的飲みやすい滑らかでフローラルな、しばしば繊細な風味を特徴とする。

Then there’s Islay, the southernmost island of the Inner Hebrides, about 32km off the coast of Northern Ireland.
そして北アイルランドの沖合約32kmにあるインナー・ヘブリディーズ諸島の最南端、アイラ島。

As the crow flies, it’s a roughly 113km journey from Glasgow to Islay.
グラスゴーからアイラ島までは、飛行機でおよそ113kmの距離である。

But, unless you plan on flying into the island’s tiny airport, it’s about 2.5 hours by car from Glasgow to the hamlet of Kennacraig, and a nearly three-hour ferry to Islay
だがこの島に飛行機以外の方法で行くには、グラスゴーからケナクレイグの集落まで車で2時間半、アイラ島まではフェリーで3時間近く、

- and that’s if you time the trip perfectly.
それも旅程が完璧にいけばの話。

Many people find Islay’s whisky even less accessible than the island itself.
アイラ島のウイスキーは、島そのものよりもさらに取っ付きにくいと感じる人も多い。

If you’re a seasoned malt drinker, chances are you have a bottle from Islay in your liquor cabinet.
モルトをよく飲む人なら、酒棚にアイラ産のボトルを置いていることだろう。

If, on the other hand, you tried Scotch whisky for the first time and hated it, thought it was too smoky, or tasted like medicine or ashtrays, it probably came from Islay.
一方でもし初めてスコッチ・ウイスキーを飲んだ人が、あまりにスモーキー、もしくは薬や灰皿のような味がして嫌だと思ったら、それはおそらくアイラ産のものだろう。



アイラ産のウィスキーはクセが強いという話は聞きますよね。

好きな人は大好き、苦手な人はとことん苦手になるとか。

でもそのくらい強い個性だからこそ、人を強く惹きつける力があるのでしょう・・・食べ物も、人も、そんな気がします。

ちなみに日本にウィスキー文化を根づかせたマッサンこと竹鶴政孝さん、ニッカウヰスキー創業者の彼が修業したのは、スペイサイドのロングモーン蒸留所とキャンベルタウンのヘーゼルバーン蒸留所(すでに閉鎖)。

日本のウィスキーが初心者でも飲みやすい滑らかなものが主流となっているのは、そのせいかもしれません。

もしマッサンがアイラで修業していたら、日本で親しまれるウィスキーはもっとクセのある、今イメージするものとは全く別の代物だったかも。

というか、一般的な日本人には全く売れずに苦労していたかもしれませんね(汗)。


もし今、私が家族や友人から「どうしたら英語が手軽に学べるか?」と聞かれたら、真っ先に勧めたいのが「スタディサプリENGLISH」です。

理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。

私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
下のバナーからどうぞ!

私の英会話教材体験記