今日から「Why you should never drink whisky on the rocks -「ウィスキーはロックで飲むな」を読んでいます。
The first time I tasted Scotch whisky I was a broke student, chugging direct from a £3 bottle, lying outside my tent at the foot of Ben Nevis, Britain’s highest mountain.
私が初めてスコッチウィスキーを口にしたのは、無一文の学生時代、イギリス最高峰のベンネヴィスの麓にあるテントの外で、3ポンドの瓶をガブ飲みした時だった。
It was after a meal of tinned macaroni and cheese – hardly a sophisticated sampling considering I was sipping the world’s most venerated style of whisky.
それはマカロニ・アンド・チーズの缶詰を食べた後で、世界で最も尊ばれるスタイルのウイスキーの飲み方として、洗練されていたとは言いがたい。
venerate「大いに尊ぶ、崇拝する、敬慕する」。
I promised myself that the next time I returned to Scotland, I would drink the best the country had to offer, in great abundance and straight from the source, no matter what it took.
次にスコットランドに戻るときは、何が何でもこの国が提供する最高のものをふんだんに、そして産地で直に飲むと心に誓った。
It turns out, for me, all it took was a smile and a stiff right thumb.
私の場合それに必要だったのは、笑顔と頑丈な右手の親指だけであった。
That first Scotch whisky I drank was a blend.
初めて飲んだスコッチ・ウイスキーはブレンドだった。
Of course, I didn’t understand the difference between single malt and blended whisky until I returned to Scotland eight years later;
もちろんシングルモルトとブレンデッド・ウイスキーの違いは、8年後にスコットランドに戻るまで分からなかったし、
most people still don’t.
ほとんどの人は分かっていない。
Blended whisky, which comprises more than 80% of the market, including brands like Johnnie Walker and Dewars, is a mix of malt and grain whiskies that come from multiple distilleries.
ジョニー・ウォーカーやデュワーズなど、市場の8割以上を占めるブレンデッド・ウイスキーは、複数の蒸留所でつくられたモルトウイスキーとグレーンウイスキーをミックスしたものである。
Single malt, which Scottish drinkers often refer to as malt rather than whisky (and never Scotch, like it’s known elsewhere around the world), is whisky created from malted barley at one distillery.
シングルモルトは、スコットランドの愛飲家がウイスキーではなくモルトと呼ぶことが多く(そしてここ以外の世界各地ではスコッチと呼ばれる)、一つの蒸留所で麦芽大麦から造られたウイスキーのことだ。
バーでカッコ良く「ロックで」と言いたいところですが、ウィスキーはロックで飲むなとはこれ如何に。
スコットランドのウィスキーを「スコッチ(スコットランド人)」と呼ぶのは、自分たち以外の国の人たち、というのは、なるほどそうだよなと思いました。
これは日本産ウィスキーを「ジャパニーズ(もしかしたらニュアンスとしてはジャップに近い?)」と呼ぶのと同じとすれば、確かにあまりいい感じはしないかもしれません。
なのでスコットランドのウィスキーと言いたいならば、本来はスコティッシュ・ウィスキー?
猫もスコティッシュ・フォールドと言いますし、やっぱり「スコットランドの」という時はスコティッシュだよねと、そんなことをふと思いました。
ウィスキーはワインと並び、こだわりの愛好家が多いイメージがあります。
そんなロマンあふれるウィスキーの本当の楽しみ方について、早速読んでいきましょう!
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
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