先日から「The Arctic Circle: A new frontier for sustainable wine -「北極圏:サステイナブルワインの新たなフロンティア」を読んでいます。
・「北極圏:サステイナブルワインの新たなフロンティア」(1)
・「北極圏:サステイナブルワインの新たなフロンティア」(2)
・「北極圏:サステイナブルワインの新たなフロンティア」(3)
・「北極圏:サステイナブルワインの新たなフロンティア」(4)
Located on a peninsula in southern Sweden, Arilds looks like a classic European vineyard.
スウェーデン南部の半島に位置するアリルスは、まるでヨーロッパのクラシックなブドウ畑のようだ。
Rows of perfectly manicured vines sit neatly on 74 acres of land;
74エーカーの広大な土地に、完璧に手入れされたブドウの木が整然と並んでおり
a cluster of glamping tents for guests is situated in the middle.
宿泊者用のグランピングテント群は、その中央に位置している。
Near the entrance, a restaurant and bar is packed with visitors in sundresses and cargo pants sipping on a range of estate-made white, sparkling and rosé wines.
入り口近くのレストランとバーは、エステート産の白ワインやスパークリング、ロゼワインを味わうサンドレスやカーゴパンツ姿のお客で賑わう。
And they’re not the only ones offering an all-inclusive experience.
そして、オールインクルーシブな体験を提供しているのは彼らだけではない。
Further north in the neighbouring province is Ästad Vingård, a resort and vineyard with a Michelin-starred restaurant on its property,
さらに北の隣県には、ミシュランの星付きレストランを併設したリゾート&ブドウ園「エスタッド・ヴィンゴード」があり
where patrons can take guided vineyard tours before heading to dinner or enjoying an underwater sauna.
ここではディナーに向かう前にブドウ園のガイドツアーに参加したり、水中サウナを楽しんだりすることが出来る。
The estate specialises in sparkling wine;
ここはスパークリングワインに特化したエステートで
winemaker Claes Bartoldsson estimates they’ve churned out around 25,000 bottles this year.
ワインメーカーのバートルドソン氏によると、今年は約25,000本のスパークリングワインを製造したとのこと。
The plan is to eventually multiply that production number by 10.
最終的にはその生産数を10倍にする計画だ。
“Last year we had the biggest harvest here ever and the rest of Europe was a disaster,” said Bartoldsson, citing reports of flooding, hail and diseases down south.
「昨年、ここでは過去最大の収穫がありましたが、ヨーロッパの他の地域は大惨事でした」と、バートルドソン氏は南半球での洪水、雹、病気などの報告を引き合いに出す。
うーん、やっぱりかなりの確率で、ワインの生産拠点は北に移さざるを得なくなりそうですね。
北欧の産業でイメージするのは家具、携帯電話、サーモンなどの海産物なんですが、そこにワインが加わる未来はそう遠くなさそうな気がします。
サウナが楽しめるブドウ畑というのも、観光地として人気が出そうですね。
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
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