昨日から「The icon who inspired the Birkin bag -「バーキン・バッグにインスピレーションを与えたアイコン」を読んでいます。
・「バーキン・バッグにインスピレーションを与えたアイコン」(1)
A roomy, elegant-yet-sporty bag with handles designed to be carried in the hand or on the wrist,
容量のある、エレガントでありながらスポーティなこのバッグは、手に持っても手首に掛けても使えるようにデザインされたハンドルと、
with four studs on the base, the Birkin represented a new, modern statement from a fashion house known for its traditional, classical stance.
底面に4つのスタッズがあしらわれ、伝統的でクラシカルな姿勢で知られるファッション・ハウスから、モダンで新しいステートメントを発信した。
stance「(ゴルフ・野球などの打者の)足の位置、立場、スタンス、姿勢、態度」。
Up until that point, the Kelly bag – ladylike, stiff and boxy by comparison – epitomised Hermès’ world.
それまではケリー・バッグ、バーキンに比べると、お淑やかでお堅い、箱型のそれがエルメスの世界を象徴していた。
The only other Hermès bag to carry a celebrity moniker, their Sac à Dépêches,
エルメスのバッグの中で他に唯一セレブリティの名を冠する「サック・ア・デペッシュ」は
moniker「名、名前、あだ名」。
was renamed in 1956 after Grace Kelly was snapped using it to shield her pregnant belly, having first been introduced to the item on the set of Hitchcock’s To Catch a Thief.
1956年、ヒッチコック監督の「泥棒成金」の撮影現場でグレース・ケリーが妊娠中のお腹を隠すために使っているのを激写されたことから、その名に改められた。
The Birkin arguably played a major role in making Hermès the fashionable house it is today.
バーキンは間違いなく、エルメスを今日のファッショナブルなメゾンにする上で大きな役割を果たした。
“It opened Hermès up to new markets and customers, but it also changed the typical Hermès client,”
「エルメスは新しい市場と顧客を開拓しましたが、彼らの典型的な顧客像も変えてしまいました」
says Jérôme Lalande, an antique dealer specialising in 20th-Century leather goods.
と語るのは、20世紀の革製品を専門とするアンティーク・ディーラーのジェローム・ラランド氏。
“Hundreds and hundreds” of Kellys and Birkins have passed through his hands during his career,
キャリアを通じて「何百、何千」というケリーやバーキンが彼の手を経てきており、
as both a long-time collaborator of Hermès, sourcing items for the house’s museums, and the bag-and-luggage expert at second-hand luxury goods specialists Collector Square, an e-boutique with a showroom on Rue Bonaparte in Paris.
またエルメスの美術館のためにアイテムを調達する長年の協力者であり、パリのボナパルト通りにショールームを構えるeブティック、中古高級品専門店コレクター・スクエアのバッグとラゲージの専門家でもある。
ケリーバッグは「サック・ア・デペッシュ」というものだったんですね。
カジュアルなバッグでは無いので、なかなか普段のファッションには合わせづらいかもしれません。
その点バーキンは、カジュアルに合わせやすく、男性が持っても様になるのがケリーとは違う点かもしれません。
着物で言うと紬のような、非常に高価だけどもあくまで遊びアイテムであり、オフィシャルな場には適さない。
どちらもとても贅沢なお洒落アイテムだと思います。
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
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