BBCを英語で読む「バーキン・バッグにインスピレーションを与えたアイコン」（３）

先日から「The icon who inspired the Birkin bag -「バーキン・バッグにインスピレーションを与えたアイコン」を読んでいます。

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In the bag

According to Lalande, the Birkin wasn’t an immediate hit: it only really took off in the late ’90s, at the dawn of the It-bag era.
ラランドによれば、バーキンはすぐにヒットしたわけではなく、本格的に普及したのは90年代後半、イット・バッグ時代の幕開けからだった。

Thirty-nine years on from its launch, demand is such that there is no longer a waiting list for the bag, in the classic sense of the term.
発売から39年経った今、このバッグの需要は、昔ながらの意味でのキャンセル待ちリストは、もはや存在しないほどである。

“It’s a wish list, not an order list.
「それはウィッシュ・リストであって、注文リストではありません。

They don’t take orders any more; you just have to hope,” says Lalande, who estimates that there are some 200,000 Birkins in circulation.
もう注文は受けていませんから、ただ願うしかないのです」と語る彼は、現在流通しているバーキンの数を約20万個と見積もっている。

And the Birkin’s limited availability has undoubtedly helped its success at auction.
そしてバーキンの入手可能性が限られていることが、オークションでの成功を後押ししたことは間違いない。

The most expensive bag ever to go under the hammer, according to WWD, was a red Porosus crocodile Birkin with 18-carat white-gold and diamond ‘hardware’, sold for $203,150 (£129,355) at auction in Dallas in 2011.
WWDによると、過去最も高額で落札されたバーキンは、2011年にダラスで開催されたオークションで20万3150ドル（約2,800万円）で落札された、18Kホワイトゴールドとダイヤモンドの「金具」が付いた赤いポロサス産クロコダイルのバーキンだった。

The rarest styles are generally the most expensive, according to a report by Collector Square, with bright colours the least common on the second-hand market.
コレクター・スクエアのレポートによると、一般的に最も希少なスタイルが最も高価で、明るい色は中古市場で最も少ないという。

Topping the rank are pink or purple Birkins, which on average sell in leather for between 12,000 and 16,000 euros (£9,000-£12,500).
ピンクやパープルのバーキンが上位を占め、レザー製で平均12,000～16,000ユーロ（約190～250万円）で販売されている。

バーキンを買ったら、中に入れるもの（お金）が何も無くなる（笑）という、笑い話を聞いたことがありますが、本当にそんな感じですね。

まあ最初から一般の人が無理して買うようなものではないのでしょう。

そしてジェーン・バーキンがしていたように、まるでバーキンをキャンパス地のトートバッグのようにラフに使い倒すのが粋だとされていますが、そんなことは普通はとても出来ません（笑）。

ですからセレブな人々のバーキン狂騒曲は、ただ眺めるのみ。

ただ手軽なバッグに工夫を加えて、自分なりのスタイルを楽しむことは出来ます。

ジェーンの生涯を見ていると、彼女はいつもそうしていたような気がします。

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