ホワイトカラー シーズン2 第6話より:

grab me one.
私にも頼むよ。


母親が宝石泥棒で逮捕されてしまい、天涯孤独となってしまった気の毒な少年のためにも
FBIが一丸となって作戦を決行した結果、ドノバンを無事に逮捕したピーター。

ドノバンに金銭を要求され、息子と離れたくない一心で盗みを働いてしまった母親も
執行猶予がついて少年の元に帰ってくることが出来た。

一件落着してホッとしたピーターとニール。

一息入れようとコーヒーを淹れるニールだったが、
美食家の彼にとってオフィスのコーヒーはあまりにも不味い一杯。

コーヒーを飲むたびに「美味しいエスプレッソが出来るマシンを買うべき」
とピーターをせっついている。

そんなに不味くもないだろう・・・とコーヒーを口にしたピーターだったが
ニールの言うように、あまりの不味さに閉口してしまう。

「耐えられないからエスプレッソを買ってくる」というニールの背中に
思わず「私のも頼む」と叫んでしまったのが、今回のフレーズです。

I’m gonna get an espresso.
エスプレッソ買ってくる。(ニール)

Yeah, grab me one.
そうだな、私のも頼む。(ピーター)


grab~ は「~をつかむ、~を取ってくる」という意味ですが
今回のように「持ってきてくれ」という意味の使い方もよくされます。

イギリスのパブなどにグループで行った場合などに
日本でいうワリカンの代わりに、グループの一人づつが全員分の飲み物を買ってくる、
というのをすることがあります。

これだと例えばA、B、C、Dと4人で行った場合
1杯目はAが4人分買ってくる、次はBが4人分・・・という感じで
Dまで一巡すると、ちょうどワリカンと同じことになりますね。

こんなときなどに

Let me grab the next round.
次の飲み物を取ってくるよ。


という感じで使うことがあります。

またこの、ぐるりと輪の全員分の飲み物を買ってくる行為を round と呼ぶんですね。

The next round is on me.
次は私がおごるよ。

How about another round?
もう一杯づつどう?


という感じで、こちらも頻繁に使われる言葉です。

私の英語リスニングの相棒です

nullこの英会話例文コーナーでは、私自身が色々な英語番組を見ながら、役に立ちそうなフレーズ、気に入った英会話例文などをご紹介しています。
主にドラマ、映画、ドキュメンタリーなどから活きたフレーズを拾うよう心がけていますので、教則本にあるような味気ない文章ではなく、本当に今からすぐに使えるフレーズばかりです。

ただしそういった英語番組では通常、英語字幕はありませんので、フレーズは全て私自身の耳で拾っています。

そして、その書き起こしを陰で支えてくれているのが「リスニングパワー」です。

「リスニングパワー」は、従来の会話文を聞いて耳を慣らすという方法ではなく、英語と日本語の周波数に注目し、英語を聞き取りやすい耳を開発するというコンセプトで作られたリスニング教材で、これは英文を暗記して覚えるようなものではなく、日本人が英語を正確に聞き取れない最大の要因である「英語にあって日本語にない音の周波数」を聞き取る訓練をするというものです。
その最大の特徴は2~3週間という短期間でも効果を得やすいことです。
そのためハリウッド進出を果たした多くの日本人俳優・女優さんの間でも、英語力の強化法として「リスニングパワー」が採用されているほどです。

私自身、このコーナーのための書き起こしをする前に、5~10分ほど「リスニングパワー」を聞くようにしていますが、以前より正確に、より早く英文を聞き取れるようになったと思います。

私のリスニングパワー体験記はこちらをどうぞ >>

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ゆるく学ぼう!海外ドラマで英会話