ホワイトカラー シーズン2 第11話より:

It was a real tug-of-war.
奪い合いだったよ。


モジーと出会い、彼と組みながら債権の偽造詐欺を始めたニール。

ニールの模倣技術はモジーも舌を巻くほどの腕前で、
モジーの野望はどんどん膨らんでいく。

しかしこの債権詐欺は、ピーターにニールを追わせる引き金にもなった事件だったと
ニールに打ち明けるピーター。

自分の完璧とも言える偽造犯罪が、FBIの凄腕捜査官の目を引いたと聞き
顔を輝かせるニールに、ピーターがかけた言葉が、今回のフレーズです。

tug-of-war は「綱引き、主導権争い」という意味で、
今回ピーターが言っているのは
「ニールの事件は捜査官の間で奪い合いが起きたほど、皆が関心を持った」
ということです。

しかし実際にはニールの事件は、対して関心を持たれない地味な事件として扱われ
唯一関心を持ったのがピーターだったのでした。

This is quality work.
(ニールの偽造債権を見て)これは素晴らしい出来だな。(ピーター)

Mm, so is my kid’s drawing on the fridge.
そうかな、ウチの子が冷蔵庫にする落書きだって負けてないよ。(同僚)

He’s all yours.
(この事件は)お前に任せるよ。(同僚)

Okay. I think this guy has a future.
分かった。こいつは将来有望な奴だよ。(ピーター)


そんなピーターの優しいウソに気を良くして、笑みがこぼれるニールでした。

私の英語リスニングの相棒です

nullこの英会話例文コーナーでは、私自身が色々な英語番組を見ながら、役に立ちそうなフレーズ、気に入った英会話例文などをご紹介しています。
主にドラマ、映画、ドキュメンタリーなどから活きたフレーズを拾うよう心がけていますので、教則本にあるような味気ない文章ではなく、本当に今からすぐに使えるフレーズばかりです。

ただしそういった英語番組では通常、英語字幕はありませんので、フレーズは全て私自身の耳で拾っています。

そして、その書き起こしを陰で支えてくれているのが「リスニングパワー」です。

「リスニングパワー」は、従来の会話文を聞いて耳を慣らすという方法ではなく、英語と日本語の周波数に注目し、英語を聞き取りやすい耳を開発するというコンセプトで作られたリスニング教材で、これは英文を暗記して覚えるようなものではなく、日本人が英語を正確に聞き取れない最大の要因である「英語にあって日本語にない音の周波数」を聞き取る訓練をするというものです。
その最大の特徴は2~3週間という短期間でも効果を得やすいことです。
そのためハリウッド進出を果たした多くの日本人俳優・女優さんの間でも、英語力の強化法として「リスニングパワー」が採用されているほどです。

私自身、このコーナーのための書き起こしをする前に、5~10分ほど「リスニングパワー」を聞くようにしていますが、以前より正確に、より早く英文を聞き取れるようになったと思います。

私のリスニングパワー体験記はこちらをどうぞ >>

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