ホワイトカラー シーズン3 第7話より:
get one’s second wind
元気を取り戻す
マンハッタンの銀行から大量の預金が盗まれるという事件が発生し
早速、ピーターらが捜査にあたる。
この事件の被害者にはニールのガールフレンド・サラも含まれており
突如預金がゼロになってしまった彼女は、しばらくニールの元に居候することになった。
ピーターとニールは消えた預金の行方を追ううちに、
預金の全額がスイスの銀行のデュポンテという人物の口座に移ったことを突き止めるが、
同時にデュポンテなる人物は存在しないことも明らかになる。
そこでピーターに内緒でニールが考え付いたのが、
自分がデュポンテに成りすまし、彼の預金を浪費するという作戦。
口座の残高が減っていくことに犯人が気づけば、
何かしら行動を起こすはずで、そのタイミングで謎の犯人を捕らえようという狙いだった。
ピーターが知れば止められると考えたニールは
モジーとサラと自分の3人でこの作戦を決行することに。
そしていつもの手際で首尾よくデュポンテに成りすましたニールは
サラをともないNY中で派手な浪費を繰り広げる・・・というシーンです。
I never thought I would say this, but I’m actually worn out from shopping.
こんな事を言う日が来るとは思わなかったけど、ショッピングに疲れちゃったわ。(サラ)
Well, you better get your second wind,
そっか、早く元気を取り戻してくれよ。(ニール)
because we still have a lot left in our coffers.
だって金庫の中身はまだたくさんあるんだから。(ニール)
worn out は「すりきれた、ぼろぼろの」つまり「くたくたに疲れきった」、
get one’s second wind は「元気を取り戻す、気力を回復する」。
もともと second wind とは、俗に言うランナーズハイのような状態、
マラソンを走り出して10~15分ほど経つと、
心拍数や血圧が安定して、苦しさが半減する状態のことをさしています。
そこから転じて get one’s second wind は、元気を回復する、という意味になります。
そして coffer は「金庫、財源、宝箱」ということで
早く犯人が気づくよう、高級スーツやドレス、ヘリコプターなど
ありとあらゆる贅沢品を買いまくるという、めまいのしそうなデートを楽しむ二人です。
私の英語リスニングの相棒です
主にドラマ、映画、ドキュメンタリーなどから活きたフレーズを拾うよう心がけていますので、教則本にあるような味気ない文章ではなく、本当に今からすぐに使えるフレーズばかりです。
ただしそういった英語番組では通常、英語字幕はありませんので、フレーズは全て私自身の耳で拾っています。
そして、その書き起こしを陰で支えてくれているのが「リスニングパワー」です。
「リスニングパワー」は、従来の会話文を聞いて耳を慣らすという方法ではなく、英語と日本語の周波数に注目し、英語を聞き取りやすい耳を開発するというコンセプトで作られたリスニング教材で、これは英文を暗記して覚えるようなものではなく、日本人が英語を正確に聞き取れない最大の要因である「英語にあって日本語にない音の周波数」を聞き取る訓練をするというものです。
その最大の特徴は2~3週間という短期間でも効果を得やすいことです。
そのためハリウッド進出を果たした多くの日本人俳優・女優さんの間でも、英語力の強化法として「リスニングパワー」が採用されているほどです。
私自身、このコーナーのための書き起こしをする前に、5~10分ほど「リスニングパワー」を聞くようにしていますが、以前より正確に、より早く英文を聞き取れるようになったと思います。
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