春は英語の学習を始める方が多いのか、
近所の書店コーナーに英語本コーナーが特設されていて
“今売れてます!”のポップと共に
英語は「インド式」で学べ!」という本が置かれていました。


インド式ってどんな方法?と、パラパラと読んでみたところ

・発音は気にするな
・ネイティブのような英語は必要ない


というような話がありました。

何でも今や世界の英語を話す人は20億人に達しているが
英語を母国語とする、いわゆるネイティブスピーカーはそのうち3億人ほどしかおらず
あとの17億人は自分たちと同じ、ノン・ネイティブなのだから
もはや慣用句や凝った文法は必要ない、簡単で通じやすい言葉で話そう、
というのが大まかな趣旨のようです。

自分の経験と照らし合わせてみても、なるほど一理あるなあと思う反面、
そこまで端折ったやり方だと、あとで苦労するんじゃないかという気もしました。

特にこの本では発音は気にするな、という話なんですが
私はノンネイティブ同士で苦労した経験が幾度かあります。

まず香港に行ったとき、街中に国際便のチェックインが出来る出張所があるというので
そこを利用しに行ったんですが、チェックインお願いします、と言ったら
カウンターのお姉さんが「くほーず」と返してきました。

ハテ・・・クホーズ?広東語だろうか?

そこから1、2分ほどお姉さんのボディランゲージを見ていて
ああ close と言ってるのか、と分かりました。

しかしたった一音、Lの音がHになるだけでも、かなり伝わりにくいのです。

またある時、友人と航空券を取りに旅行会社へ行ったときには
担当してくれたスタッフがインド人男性でした。

とても親切でテキパキと手配をしてくれる、見るからに優秀そうな男性でしたが
彼の英語も独特で分かりづらかったのです。

なぜかというと、Rの音を「ラリルレロ」で全部発音してしまうからで、
air ticket は「エアルチケット」、
departure time は「デパルチュアルタイム」という具合で
そのことに気づくと、ああそうかと言葉を察することが出来るのですが
最初は分からず、何度も聞き返してしまいました。

もちろん全てのインドの方がそうだとは思いませんし、
こちらも他人様のことを言える身ではありません。

発音は母国語でない以上、ある程度のなまりは仕方ないかもしれません。

しかしこういった経験からも、ネイティブではなくとも正確な発音に近づける努力は
出来る範囲でした方がいい
んじゃないかなあと、徐々に思うようになりました。

それはその方がカッコいいとかいうよりも、話がスムーズに進むからです。

発音をどこまで追及するかについては、自分自身の目標次第でしょうが
基礎的な発音を一通りやっておくと、きっと役に立つ場面もあると思います。

ただ本の中で指摘されている通り、日本ではネイティブの英語が目標とされていて
その高い目標ゆえに「英語が出来ない」と感じる人が多いというのは頷ける話で
その意味では「もっと気楽に話せばいいんだ」と改めて勇気づけられるような
明るく開き直れる英語本でした。

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