ザ・メンタリスト シーズン1 第12話より:
in a pig’s ear
ばかげている、とてもあり得ない、ナンセンス
森の中で行方不明だった少年・コーディの遺体が発見される。
現場には黒魔術を施した形跡が見つかり、CBIチームが捜査にあたることに。
その街には確かに依頼者の願望に応じて術をかけるというプロの魔女がおり
生前のコーディは彼女と折り合いが良くなかった事が分かるが、
黒魔術で人が殺せるはずがないと、ジェーンは全く相手にしない。
そして両親の言い分とは別に、コーディには怒りを抑えられない
暴力的な一面があり、それが元で友人たちともトラブルを起こしていたことが分かる。
It seems Cody had some violence issues that we need to speak about.
コーディには暴力的な一面があったという話があるんですが。(チョウ)
No. He was a good boy.
いいえ。あの子は良い子だったわ。(コーディの母)
Oh, we’re not saying otherwise, ma’am.
ええ、そうでないとは言っていません。(チョウ)
But if he had problems with his temper,
しかしもし彼の気性に問題があったなら、(チョウ)
that might help explain the context leading to his death.
彼が死に至った事情が分かるかもしれません。(チョウ)
Context? In a pig’s ear.
事情だと? バカげてる。(コーディの父)
You’re trying to blame Cody for his own death.
コーディの死が彼自身の責任だと言いたいのか。(コーディの父)
otherwise 「そうではない、さもなくば」。
context 「(起こった事柄の)事情、背景」。
そして in a pig’s ear は「ばかげている、とてもあり得ない、ナンセンス」ということで
in a pig’s eye とほぼ同義であり
これはあまり若い人は使わない、中年以上の人が使うことが多い言い方のようです。
(実際このエピソードでも、高校生の両親が使っています)
またこれと似た言い方で when pig’s fly 「起こるはずがない、あり得ない事」というのもあります。