ホワイトカラー シーズン2 第2話より:
So was the bay of pigs.
つまりダメだったんだな。
ピーターは通常の捜査業務に加え、ニールには内緒で
同僚のダイアナと、ケイト殺害犯を追い続けている。
ところがふとしたきっかけから、ニールはダイアナがピーターの家で
彼の妻の留守中にミーティングをしている現場写真を目にする。
それはピーターの存在を目障りに感じたジェニングスが部下に指示し
ピーターの弱みを握るべく、不倫現場を押さえた写真としてニールに見せたものだった。
(もちろんそれはジェニングスの勘違い)
しかしニールには、その写真から二人が何かを自分に内緒で調べている、
ケイトのことかもしれないと、即座に察しがついてしまう。
そしてこの写真についてピーターに問いただそうと試みたニールだったが
彼に体よくはぐらかされてしまう。
このフレーズは、その一部始終をニールから聞いたモジーが漏らした一言です。
bay of pigs とは、キューバ危機を招くきっかけとなった
「ピッグス湾事件」のことを指しますが、
「ここでは上手くいかなかった」という意味に解釈されています。
それはなぜかと言うと、ピッグス湾事件というのはウィキによると
大国アメリカがキューバのカストロ率いるキューバ軍に撃退された事件です。
そこから侵攻を試みたけど失敗に終わった=(ある物事が)ダメだった、
という意味で使われることがあるようです。
この部分のニールとモジーのやりとりは、こんな感じです。
Did you confront the suit about the pictures?
ピーターに写真のことをちゃんと聞いたのか?(モジー)
※モジーはピーターのことをいつも the suit(スーツ野郎)と呼んでいます
Yeah, I did. He said it was a misunderstanding.
ああ聞いたよ。彼は誤解だって言ってた。(ニール)
Oh, right. So was the bay of pigs.
ハン、そうかい。つまりダメだったんだな。(モジー)
どうやら bay of pigs は「作戦失敗」というニュアンスのようですね。
私の英語リスニングの相棒です
主にドラマ、映画、ドキュメンタリーなどから活きたフレーズを拾うよう心がけていますので、教則本にあるような味気ない文章ではなく、本当に今からすぐに使えるフレーズばかりです。
ただしそういった英語番組では通常、英語字幕はありませんので、フレーズは全て私自身の耳で拾っています。
そして、その書き起こしを陰で支えてくれているのが「リスニングパワー」です。
「リスニングパワー」は、従来の会話文を聞いて耳を慣らすという方法ではなく、英語と日本語の周波数に注目し、英語を聞き取りやすい耳を開発するというコンセプトで作られたリスニング教材で、これは英文を暗記して覚えるようなものではなく、日本人が英語を正確に聞き取れない最大の要因である「英語にあって日本語にない音の周波数」を聞き取る訓練をするというものです。
その最大の特徴は2~3週間という短期間でも効果を得やすいことです。
そのためハリウッド進出を果たした多くの日本人俳優・女優さんの間でも、英語力の強化法として「リスニングパワー」が採用されているほどです。
私自身、このコーナーのための書き起こしをする前に、5~10分ほど「リスニングパワー」を聞くようにしていますが、以前より正確に、より早く英文を聞き取れるようになったと思います。
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