ホワイトカラー シーズン4 第7話より:
pigs are flying(pigs fly)
あり得ない
引き続き、サムと協力して父親の容疑の真偽を確かめたいニールと
サムの素性が分からないうちは、用心すべきだと考えるモジーとの会話からです。
And the Suit has the resources to be those eyes.
その点ピーターなら手堅く調べてくれるんじゃないか。(モジー)
You realize somewhere pigs are flying right now.
今のってお前にしてはあり得ない発言じゃないか。(ニール)
Yes. And that is the sound of hell freezing over.
ああ。自分でも凍りつくほどゾッとする。(モジー)
Look, Peter catches wind you’re up to something, he’s gonna follow you.
けどさ、どのみちピーターはお前の企てにすぐ気づいて追ってくるぞ。(モジー)
the Suit はモジーがピーターのことを言い表す時のあだ名で
「スーツ男」というような事です。
そして次のニールのセリフ、You realize somewhere pigs are flying right now は
「お前、今どっかで豚が飛んでる事に気づいてるか」と言っています。
これは pigs fly 「あり得ない」という意味の慣用句をもじった言い方と思われます。
ご存じの通り、豚が空を飛ぶなんてことは不可能な事で
pigs fly とはつまりそのくらいあり得ないこと、という意味になります。
モジーが自分に「ピーターをあてにしろ」と言うなんて、信じられない!あり得ない!
というわけですね。
catch wind は直訳すると「風を捕える」、
つまり「気配を察する、気づく」という意味になります。
私の英語リスニングの相棒です
主にドラマ、映画、ドキュメンタリーなどから活きたフレーズを拾うよう心がけていますので、教則本にあるような味気ない文章ではなく、本当に今からすぐに使えるフレーズばかりです。
ただしそういった英語番組では通常、英語字幕はありませんので、フレーズは全て私自身の耳で拾っています。
そして、その書き起こしを陰で支えてくれているのが「リスニングパワー」です。
「リスニングパワー」は、従来の会話文を聞いて耳を慣らすという方法ではなく、英語と日本語の周波数に注目し、英語を聞き取りやすい耳を開発するというコンセプトで作られたリスニング教材で、これは英文を暗記して覚えるようなものではなく、日本人が英語を正確に聞き取れない最大の要因である「英語にあって日本語にない音の周波数」を聞き取る訓練をするというものです。
その最大の特徴は2~3週間という短期間でも効果を得やすいことです。
そのためハリウッド進出を果たした多くの日本人俳優・女優さんの間でも、英語力の強化法として「リスニングパワー」が採用されているほどです。
私自身、このコーナーのための書き起こしをする前に、5~10分ほど「リスニングパワー」を聞くようにしていますが、以前より正確に、より早く英文を聞き取れるようになったと思います。
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