ザ・メンタリスト シーズン1 第23話より:

whatever it takes
どんなことをしても、どんな犠牲を払っても


双子の美人姉妹が誘拐され、そのうち一人の遺体が発見された。

特徴的なその犯行手口を見たジェーンは、
それがレッド・ジョンの仕業であることを即座に悟る。

まずは姉妹のうち未だ行方の分からないマヤを探すべく、CBIチームが立ち上がるが
ジェーンの関心はマヤの安否よりもレッド・ジョンの逮捕に注がれており
そんな彼の態度にリズボンは胸騒ぎを覚える。

そして姉妹の男友達・メイスの尋問中にも
ジェーンのレッド・ジョンに対する激しい憎悪が見え隠れするのだった。

I got nothing to do with this.
俺はこの件には何も関わってない。(メイス)

… Please understand something.
・・・一つ分かっていてほしいんだけど。(ジェーン)

I have a very deep personal interest in this case.
僕は個人的に、この事件に非常に思い入れがあってね。(ジェーン)

I’ll do whatever it takes.
解決のためには何だってする気なんだ。(ジェーン)

I will have you framed for murder.
君を犯人に仕立て上げてもいい。(ジェーン)

I will torture you.
拷問にかけてもいい。(ジェーン)

I will kill you myself if I have to… whatever it takes.
必要なら君を殺すことだって・・・僕はどんな犠牲でも払う。(ジェーン)


whatever it takes は「どんなことをしても、どんな犠牲を払っても」ということで
洋楽の歌詞などでもよく耳にするフレーズだと思います。

ここでは目的を遂げるためなら、人殺しだって厭わないとジェーンは言っているわけで
そういう非常に強い決意を伝える場面にぴったりくる表現です。

とはいえ、whatever it takes は、とても真剣で鬼気迫る印象も与える表現ですので
そうしょっちゅう使う表現ではないかもしれません。

framed は「額縁」ですが、その他に「(意図的に相手を)罠にはめる」という意味もあり
今回はそちらの意味で使われています。

激しい憎悪というのは、普段は優秀な人物の目も曇らせるもの。

ジェーンとレッド・ジョンの攻防も、ここから何度もどんでん返しが起こります。



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