ザ・メンタリスト シーズン2 第22話より:
maybe some other time
また今度ね、またの機会にね
クリスティーナの能力のおかげもあり、事件を無事解決させたCBIチーム。
彼女を否定してばかりだったジェーンも
やっとクリスティーナを素直に見られるようになる。
そして、自分の中にある彼女への感情に気づいたジェーンは
彼女の去り際、思い切ってコーヒーに誘う。
You wanna go get a coffee?
コーヒーでもどう?(ジェーン)
I’ll drink tea myself, but you can drink as much coffee as you want.
僕は紅茶派だけど、君はコーヒーを好きなだけ飲むといい。(ジェーン)
Yeah, I’d like that.
ええ、いいわね。(クリスティーナ)
I can’t right now, though. I have to be somewhere else.
でも今は無理なの。 用事があるのよ。(クリスティーナ)
Maybe some other time?
また今度にしない?(クリスティーナ)
Some other time.
またにしよう。(ジェーン)
Sorry, not maybe. Definitely.
ごめんなさい、また今度じゃなく。絶対に行きましょう。(クリスティーナ)
Sometime soon. Call me.
近いうちに。 電話して。(クリスティーナ)
maybe some other time は「また今度ね、またの機会にね」という意味で
何かのお誘いをやんわりと断るときの常套句です。
ここではクリスティーナに対してジェーンも
some other time 「またにしよう」と返していますが
これはお付き合いの返答であり
内心では「“また今度”は行きたくないって事か・・・」と感じているんですね。
このやり取りで、maybe some other time が
断りを表す常套句であることがよく分かります。
行きたくない誘い、断りたい相手に対してはそれで良いのですが、
クリスティーナはそうではなく、本当に今日は都合が悪いだけだと言うのを
definitely 「絶対に」という言葉でジェーンに伝えています。
この辺りのセリフはそのまんま、覚えてしまいたいほど良いなと思います。
または maybe some other time の maybe を definitely に入れ替えて、
definitely, some other time「絶対、次の機会にね」と言っても面白いのではないでしょうか。
スタンダードな文章ではないかもしれませんが、その意味するところは伝わるでしょうし
その分、お相手の印象に残る返答になると思います。