ゴシップガール シーズン1 第8話より:
it’s not my place
私の出る幕ではない、口出し出来る立場にない
ダンの妹・ジェニーはある日、離れて住んでいる母の家を訪ね
家に戻って欲しいと頼む。
母・アリソンは画家を目指すと言って家を出たまま
家族とは離れ、ハドソンに暮らしているのだった。
ジェニーは家族のためによかれと思ってした事だったが
今はアリソンに別の男性の影がある事を知っているルーファスは
突然舞い戻った妻に戸惑いを見せるのだった。
Hi, honey. How was hudson?
おかえり。ハドソンはどうだった?(ルーファス)
Your mother must have been kind of surprised to see you.
母さんはお前が行ってビックリしてただろう。(ルーファス)
Yeah, she was. Hi, Rufus.
ええ、驚いたわ。 ルーファス。(アリソン)
Alison. What are you doing here?
アリソン。 ここで何してるんだ?(ルーファス)
(中略)
Okay, dad, I know it wasn’t my place to ask mom to come back.
あのね、パパ、私がママに戻って来いなんて言える立場じゃなかったけど。(ジェニー)
(中略)
I just felt that nothing’s ever gonna change if someone doesn’t do something.
誰かがどうにか動かなきゃ、何も変わらない気がしたの。(ジェニー)
it’s not my place は「私の出る幕ではない、口出し出来る立場にない」、
place には「場所、立場、順番」といった意味があるので
直訳すると「それは私の場所ではない、場違いである」=「出る幕ではない」となります。
「画家になりたいから行ってきます」と居なくなってしまうお母さんもスゴイですが
それを許したルーファスと家族も懐が広い・・・。
どうもルーファスの好みは痩せ型のブロンド美人みたいで
元カノでセリーナの母、リリーとそっくりでした。
お母さんが夢を追うために別居して、子供たちは母の家にも行き来するというのは
日本だったらかなり珍しい家族関係かなと思いますが、
アメリカは離婚した両親の間を行き来する子供も多いので、
まあアリって感じなんでしょうか。
ややこしい異性問題抜きで、互いの夢を応援し合えたら理想的なんですけどね。