ゴシップガール シーズン1 第8話より:

in the meantime
とりあえず、今のところは


ネイトの父・ハワードは一旦息子に罪をかぶせたものの
結局コカイン所持で現行犯逮捕となる。

しかし何とハワードには詐欺と横領の容疑までかけられ
慌てた妻・アンは100万ドルという高額な保釈金を支払い
即刻夫を釈放させ、弁護士と今後の策を練り始める。

ネイトはそんな両親をどこか冷めた目で見つめるのだった。

The only reason you’re not behind bars right now is,
あなたが今、刑務所に行かずに済んでいるわけは、(弁護士)

because your wife could afford your bail.
奥様が保釈金を払ってくれたからです。(弁護士)

And I would’ve paid ten times that amount.
10倍でも払うわ。(ネイトの母)

You’re not going to jail.
刑務所になんか行かせない。(ネイトの母)

And we’re gonna do everything we can to make sure that doesn’t happen,
我々はあなたが逮捕されないように気をつけねばならないし、(弁護士)

but in the meantime, this is not something to be cavalier about.
その間は、軽はずみな行動は慎んでもらわなければ。(弁護士)


behind bars(鉄格子の後ろ)=「獄中」、
この言葉はホワイトカラーでもよく出てきました。

afford 「(経済的に)余力がある、(支払っても)差支えない」。

「払える」というと I cay pay~ というフレーズが浮かびますが

I can afford that.
それなら払える、問題なく支払える


というのも覚えておくと便利です。

また「お金大丈夫?」と聞きたいときは、can you afford~? という言い方もあります。

シンガポールに一人旅をした時に、
現地で仲良くなったゲイの男性モデル(アメリカ人)とご飯を食べに行こうとなって
ちょっと良いレストランに行くというので、お金をおろしたいと言ったら
彼に聞かれたのが上記のフレーズでした。

私はまだ若かった(20代)のに対し、その彼は恐らく30代、
自分が選んだレストランが私の懐事情に合わないのでは・・・と
心配してくれたんだと思います。

そういう感じで使える一言なんだと、その時学んだフレーズです。

bail 「保釈金」、100万ドルというと約1億円、アンはその10倍でも払うと言っています。

そして in the meantime は「とりあえず、今のところは」という意味で
ここでは、弁護士さんがハワードの容疑を確実に晴らすまでの間、ということです。

ですから in the meantime とは、一つの物事が進行していて、次の段階に行くまでの間、
その間とりあえず、という意味になります。

cavalier 「無頓着、傲慢な、伊達男」。

ハワードはこの期に及んでも自分のせいではないとか、はめられたなどと言い訳をして
自分の容疑を真剣に受け止めていません。

その点をついたのが this is not something to be cavalier about
(これは無頓着を決め込んでよい事柄ではない)、という弁護士の一言で
暗にハワードの態度をたしなめています。



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