ゴシップガール シーズン2 第2話より:
go behind one’s back
(人の)裏でこそこそ動く、裏切る、内緒で事を進める
ネイトの母・アンは資産凍結による経済的な問題を
ある方法で解決したと息子に告げる。
ネイトはある人物にお金を借りたという母の様子から
その相手がチャックであることを悟る。
チャックは自分の経営していたクラブを密かに売り、
そのお金をアンに貸したのだが
そのクラブはチャックが初めて父から功績を認められた事業であり
実は彼にとっても大切な意味を持つものであった。
You did it to loan my family money?
うちに金を貸すためにやったのか?(ネイト)
Look, you say it like it’s a bad thing.
何も悪い事じゃないだろ。(チャック)
No, and maybe you were just doing it to be a friend,
いや、お前は友情からやってくれた事だろうが、(ネイト)
but I would never let you do that, and you knew that,
俺がこういうのを喜ばないと知ってただろ、(ネイト)
which is why you didn’t tell me.
だから俺に知らせなかった。(ネイト)
Yes, it is. So what?
ああそうだ。 それがどうした?(チャック)
So what? You go behind my back and make a deal with my mom?
それがどうしただと? 裏でこそこそ俺の母さんと取引したんだぞ?
loan「(お金を)貸し付ける、融資する」。
そして go behind one’s back は「(人の)裏でこそこそ動く、裏切る、内緒で事を進める」、
直訳すると「(人の)背後に行く」、正に“裏で結託する”という感じがしますね。
チャックはネイトの性格まで考慮して、ひっそりとやってくれた事でしたが
それでもプライドが傷ついてしまったようです・・・子供か、ネイト(笑)。
お嬢様育ちのネイトのお母さんは、貧困生活に耐えられるはずもなかったでしょうから
現段階としては出来る限りの手だてだろうと思うのですが・・・。
実際問題、家族の資産が凍結されて、
それを丸っと肩代わりしてくれる友人などまず居ないはずで、さすがチャック・バス。
近ごろ我が家は皆チャックのファンです(笑)。