ザ・メンタリスト シーズン3 第19話より:

deal breaker
契約や交渉事を壊す要素、(自分にとって)我慢できない・許せない事


豪華ヨットで殺された男性・ジョンにはエリカという美しい妻がおり
共同でお見合いサービス会社を運営していた。

ジェーンはエリカにただならぬ気配を感じ、彼女が夫を殺したのではと推察、
自ら彼女の会社に出向き、顧客と同じように登録プロフィールを作成しながら
エリカの様子を探るのだった。

I’m gonna ask you a series of standardized questions.
これからあなたに皆さんと同じ質問をします。(エリカ)

(中略)

Now, Patrick, what kind of woman are you interested in?
ではパトリック、どんな女性が好みですか?(エリカ)

Rich, quiet blondes. No snoring.
裕福で無口なブロンド。 イビキはお断り。(ジェーン)

That’s a deal breaker.
それは我慢出来ない。(ジェーン)


standardized 「標準化された、規格化された」。

snoring 「イビキ」。

そして deal breaker は直訳すると「契約を壊す人・事柄」ということで
それが転じて「契約や交渉事を壊す要素、(自分にとって)我慢できない・許せない事」
という意味になります。

特に恋愛シーンで登場する事が多い言葉で、何度かデートをして上手くいきそうだったけど
思わぬ癖を発見して興覚めした、熱が冷めた、という時などに
「発展しそうだった関係をぶち壊す要素」という意味で deal breaker が使われます。

また deal breaker と同じ意味ではありませんが、パーティーや仲間内の集まり等で
その場をシラケさせる人は party pooper と呼ばれ、あまりにもそれが頻繁だと
徐々にお呼びがかからなくなったりするようです。

私はこの言葉をカナダ人の友達から教えてもらったのですが
その時、party pooper と呼ばれた人は、お酒が入るとお説教好きになる人で
皆をウンザリさせていました。

実はその人、カナダ人の友達が密かに気になっていた人だったのに
お酒で説教スイッチが入ったのを見て、その熱が冷めてしまったようでした。

この時はその人の説教グセが友達にとって deal breaker だったんですね。

まあ真面目な人だったんでしょうが、やっぱり場にふさわしい話題に気を配らないと
発展しそうな恋が知らぬ間に deal break したり、party pooper と呼ばれたりと
散々な目に遭うこともあるようです。



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