ゴシップガール シーズン2 第3話より:
on one’s account
~のために、~のせいで
何だかんだで寄りを戻したセリーナとダン。
二人は今のところ楽しく過ごしているが
ブレアは彼女に、あまり良い事ではないし、応援出来ないと告げる。
ハッピーな自分の状況を喜んでくれると思っていたセリーナは
ブレアの態度に腹立ちを覚えるのだった。
She can be so infuriating.
彼女ってホントにイラつく時があるの。(セリーナ)
Sometimes I just want to… okay, enough Blair bashing.
私も時々・・・分かった、もうブレアの悪口は十分だわね。(セリーナ)
No. Don’t stop on my account, please.
いや。 僕のために止めることないよ。(ダン)
Keep on bashing.
悪口続けちゃって。(ダン)
infuriating 「腹立たしい、(人の)機嫌を損なわせる」。
bashing 「叩くこと、バッシング」、
ワイドショーなどでもお馴染みの“バッシング”、相手を攻撃する、非難する行為を指します。
そして on one’s account は「~のために、~のせいで」ということで
account というと「口座、勘定、(メール)アカウント」の意味が浮かびますが
「~のため」という意味もあり、今回はこちらの意味で用いられています。
ダンは Don’t stop on my account(僕のために止めないで)と言っていますが
このように自分のせいで何かが変わる、気を使わせるような場面で
Please don’t take any trouble on my account.
どうぞ私のことはお気遣いなく(私のために負担を負わないで下さい)。
といった感じで、相手に遠慮・思いやりの気持ちを伝えられるフレーズです。
ダンもセリーナの愚痴に内心ウンザリみたいですが(笑)
彼女が好きだし可愛いので、何とか頑張って付き合っているようですね。