ゴシップガール シーズン2 第6話より:
be done with~
~を終わりにする、~との用事は済んだ、~との関係を終了する
楽しむはずだったイェール訪問は、犯罪者として追われる父を持つネイトにとって
改めて自分の立場の難しさを思い知らされる機会となっていた。
一方、チャックはイェールの誇る秘密結社・スカル&ボーンズの集会に参加中、
彼とネイトが親友である事を知っているメンバーに
結社への忠誠の証としてネイト・アーチボルトを自分たちに差しだすよう迫される。
スカル&ボーンズのメンバーが注視する中、ネイトに電話をするチャックだが・・・。
Hey, look. You wouldn’t want to leave tonight, would you?
なあ、もう今夜中に帰らないか?(ネイト)
I mean, I think I am completely done with this place.
もうこの場所にウンザリしてるんだ。(ネイト)
Did you strike out?
ヘマでもやらかしたか?(チャック)
More like abruptly thrown out. People here know who I am.
というか不意に投げ出された気分。 皆、俺が誰かを知ってるし。(ネイト)
They know all the stuff about my dad.
親父が何をしたかも知ってる。(ネイト)
be done with~ は「~を終わりにする、~との用事は済んだ、~との関係を終了する」。
ここでは「イェール大学との用事は済んだ」ということで
何かとの関係において使われる done にはどこか
「もうウンザリ、十分過ぎるほど付き合った」というニュアンスが含まれます。
よくドラマを見ていると、フラれ言葉として
I’m done with you.
あなたとはもう終わり。
というセリフがあり、これも相手にもうウンザリ、というニュアンスを感じさせます。
というわけでネイト的には I am completely done with this place
(イェールにはもう完全にウンザリ)となります。
strike out 「(野球で)三振する、(人間関係や作戦に)失敗する」。
abruptly 「突然、不意に」。
throw out 「投げ出す、放り出す」。
楽しいかと思って来てみたら、ネイトの父親の事件の影響が思った以上で
自分は全く歓迎されてないみたい、すっかり面食らった・・・という感じでしょうか。
まさか自分がスカル&ボーンズの生贄候補とも知らず、
チャックに本音を漏らしてしまうネイトです。