ゴシップガール シーズン2 第6話より:

chip on one’s shoulder
怒りっぽい、けんか腰である、カリカリしている


ネイトはイェール大のキャンパスでも、父の悪名が広がっており
自分の父のせいで実家を失ったり、親が破産した生徒が居ると聞き
アーチボルトを名乗ることに躊躇を感じる。

そこでネイトは一時しのぎとして、ダンに承諾を得ないまま彼の名を拝借して
キャンパス見学を楽しむ事にしたのだが
ひょんなきっかけから、ダンにその事がバレてしまう。

ダンは推薦状の問題も手伝って、
軽々しく自分の名を利用したネイトを激しく責めるのだが・・・。

Just let me explain, okay?
説明させてくれよ、な?(ネイト)

Look, Nate, I’m sure that your life is complicated with your family and,
ネイト、君も確かに色々大変だろう、家族の事とか(ダン)

I don’t know, girls, but you can’t pretend to be me.
わかんないけど、女の子の事とか、でも俺の名をかたるな。(ダン)

Maybe it’s okay to use people like that in your world, but it’s not in mine.
君にとっちゃ大した事じゃないかもしれないが、俺にとっては違う。(ダン)

Do you ever get tired of carrying around that chip on your shoulder, Dan?
そんなにいつもカリカリしててウンザリしないか、ダン?(ネイト)

No wonder Serena dumped you.
そりゃセリーナにもフラれるわけだ。(ネイト)


pretend~ 「~のふりをする、~を装う」。

carry around~ 「~を持ち歩く、~をいつも連れ歩く」。

そして chip on one’s shoulder「怒りっぽい、けんか腰である、カリカリしている」、
直訳すると「(ある人の)肩に乗った木片」ということで
これはその昔、挑発したい人の肩に木くずをかけて、けんかを売ったり
からかって怒らせたりした行為から来た表現だそうです。

ネイトは carrying around that chip on your shoulder
(いつもけんか腰な態度を連れ歩いている)、
=「いつもカリカリしてる」事に get tired of(飽き飽き、うんざり)しないか?
とダンに返しています。

no wonder~ 「なるほど~なわけだ、~なのも無理はない、~でも不思議でない」。

dump「(荷物を)降ろす、捨てる、(恋人に)フラれる」。

No wonder Serena dumped you(お前がセリーナにフラれるのも無理はない)と、
ガツンとダンの痛い所をついたネイトであります。



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