ブレイキング・バッド シーズン2 第2話より:

strike me as~
私には~のように思える


夫・ウォルターが行方不明なったと心配するスカイラーは
捜索願を出すと共に、街中に自作のポスターを貼ることにした。

息子や妹のマリーの手も借りて、必死にウォルターを探す彼女と妹・マリーとの会話からです。

No more posters?
もうポスターないの?(マリー)

Walter Junior’s making more.
ジュニアがもっと作ってくれてるわ。(スカイラー)

Thank you, Marie.
ありがとう、マリー。(スカイラー)

I don’t think he’ll hurt himself.
彼は自殺なんてしないと思う。(マリー)

I mean, he just doesn’t strike me as the type.
彼はそういうタイプには見えないもの。(マリー)

He’ll turn up.
戻ってくるわよ。(マリー)


hurt oneself 「自傷行為をする、自殺(行為)をする」。

そして strike me as~ は「私には~のように思える」ということで
これとよく似た表現 it seems to me that~ の口語的表現になります。

strike には「打つ」という意味のほかに
「(ある考えなどが)心に浮かぶ、思い当たる」という意味もあり
今回のは後者の意味を用いた表現なのですね。

雷に打たれるのも strike と言いますが、これはまるでそんな雷のように
理屈ではなくパーンと、本能的にそう感じるとか、何となくそんな気がするとか
“ひらめき”から受ける印象を表すのにピッタリな表現だと思います。



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