映画「ミート・ザ・ペアレンツ」より:
work in progress
(作業が)進行中、作成途中
気まずいお祈りをどうにか済ませ、一家での夕食が始まる。
何とか明るい話題をしたいとグレッグは、
目についた壺をネタにちょっとしたジョークを言うが
実はその壺は、ジャックの母の遺灰が納めされた骨壺であった。
さらなる墓穴を掘ってしまったジャック、どうにか雰囲気を変えようと
デイナは夫のジャックが書いた母の詩を朗読してほしいと頼む。
Oh, honey, why don’t you read Greg your poem?
そうだわあなた、グレッグに詩を読んであげたら?(デイナ)
(中略)
You wrote a beautiful poem about your mother.
あなたお母さまの美しい詩を書いたでしょ。(デイナ)
Please, we really want to hear it.
私たちにぜひ聞かせて欲しいわ。(デイナ)
Poem! Poem! Please?
詩ですか、詩!ぜひお願いします。(グレッグ)
…All right. It’s a work in progress.
・・・分かったよ。まだ手直しの最中でね。(ジャック)
I’m still not happy with it.
満足な出来じゃないんだが。
As soon as it’s ready,
完成したら、(ジャック)
I’m going to glaze it onto a plate and put it next to the urn.
額にして骨壺と一緒に飾るつもりだ。(ジャック)
work in progress は「(作業が)進行中、作成途中」。
work「作業、作品、仕事」が in progress「進行中、進化中」ということで
ここでは母の詩を「もっと磨き上げている最中」=「手直し中」という解釈になっています。
glaze「(陶器に)うわぐすりをかける、ガラスをはめる、光沢をつける」。
ドーナッツの種類で、砂糖がけでつやをつけた“グレイズド・ドーナッツ”、
その glaze ですね。
ここでは自分が書いた詩を glaze it onto a plate(飾り皿に刻む)
=「額にする」の意味で使われています。
urn「骨壺」。
何か任意の文章や写真を飾り皿に焼き付けてくれるサービスがあるのでしょうね。
そうやって、母の遺灰と共に飾るというわけで
ジャックの敬愛するお母さんの骨壺をネタにしてしまったジャックは
ますます肩身が狭くなってしまいます・・・。
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