ブレイキング・バッド シーズン4 第8話より:
on one’s plate
受け持つべき仕事(用事)、受け持ちの範囲
引き続き、ガスの命により捜査状況を調べたマイクが
彼ガスに結果を電話で報告するシーンからです。
Seems to me the bigger problem’s the cartel.
俺が思うにカルテルの方が厄介だな。(マイク)
We can handle them if that’s all we’ve got on our plate.
奴らだけが俺たちの受け持ちなら対処も可能だ。(マイク)
But dealing with both Schrader and the Mexicans at the same time,
だがシュレイダーとカルテルの両方を同時に相手にせにゃならん場合(マイク)
if he happens to be watching when they make a move,
彼にカルテルの事を目撃されるかもしれない、(マイク)
they could be the perfect storm.
そうなりゃ大惨事だ。(マイク)
on one’s plate は直訳すると「その人のお皿の上」、
これは自分が受け持つべき食物の量、つまり自分が責任を負う領域、分量の象徴であり
そこから転じて「受け持つべき仕事(用事)、受け持ちの範囲」という意味になります。
見ていると、on one’s plate が用いられるのは、
仕事量や分量の多さを訴えたい場合が多いようで
I have a lot on my plate.
やる事がたくさんあります。
といった、忙しさを表す使い方で知られているようですが
今回のマイクのように「自分の受け持ち範囲」を表すことも出来るんですね。
perfect storm は「最悪の状況」。
これは幾つもの不運が重なり、壊滅的な打撃をこうむるといった
絶体絶命のピンチをもたらす嵐というわけです。
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