ザ・メンタリスト シーズン5 第1話より:

muddy the waters
(状況、事態を)混乱させる、かく乱する


FBIにレッドジョン逮捕を邪魔されたと感じるCBIチームは
上司から命令されたその後の合同捜査でも、何かと対立してしまう。

チームをまとめるリズボンはFBIとの融和を図りたい考えだが
ジェーンはFBIに甘い顔をすれば、
唯一の手がかりであるローレライを奪われると主張する。

We’re supposed to be rebuilding our relationship with the FBI.
FBIとはまた信頼関係を築かないとならないのに。(リズボン)

(中略)

Trust is not an option.
信頼は無理だ。(ジェーン)

Red John has a friend inside the FBI.
レッドジョンはFBIに友人が居ると言ってた。(ジェーン)

If they get hold of Lorelei, she will die or escape.
もし向こうにローレライを渡せば、彼女は殺されるか逃げるかだ。(ジェーン)

Oh, God, here we go.
もう、また始まった。(リズボン)

How do you know that?
どうしてあなたに分かるの?(リズボン)

Red John told me.
本人から聞いた。(ジェーン)

Well, he was lying of course, to muddy the waters.
それは捜査をかく乱するためのウソかも。(リズボン)


be supposed to~「~するはず、~の予定である」。

~ is not an option は直訳すると「~は選択肢には無い」、
それが転じて「~は出来ない、~は無理である」。

get hold of「連絡をとる、見つける、手に入れる」

here we go は「さあ始めよう、行くぞ」といった意味の他に
同じことを聞き飽きたような時「また始まった、(いつものが)そら来た」
といった意味で使われることもあり、今回は後者の意味で用いられています。

そして muddy the waters は直訳すると「水を泥で濁す」、
そこから「(状況、事態を)混乱させる、かく乱する」となります。

日本語だと「煙に巻く」という感じでしょうか、
都合の悪い事実や知られたくない事から注意をそらす、
他の話題でごまかす、というような事を表します。

ローレライは美人なうえ、(捜査の一環として?)ジェーンと関係も持っている女性。

レッドジョンを捕まえるためなら結婚だってする、というジェーンに
リズボンはどうもザワザワしているようです。


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