ザ・メンタリスト シーズン5 第6話より:

bullheaded
頑固な、強情な、がむしゃらな


会社経営者のマーカスとペラ夫妻が誘拐されたと、
弟のアイザックからCBIに連絡が入るが
リズボンらが彼らの自宅に駆けつけると間もなく
誘拐されたはずの夫妻が外出から戻ってくる。

どうやら誘拐犯は留守番を頼んでいた夫妻の友人カップル、
ゲイリーとスローンを間違えて誘拐したと思われたが
そこに誘拐犯から身代金要求の電話がかかってくる。

ジェーンは一連の話の流れから、犯人が意図的に夫妻の友人らを誘拐し
裕福なマーカスから金を引き出そうとしていることを見抜くのだった。

$5 million in non-sequential bills.
500万ドル、連番でない札で用意しろ。(誘拐犯)

(中略)

Uh, quick question before you go.
あの、電話を切る前にちょっと質問が。(ジェーン)

Kidnapping Gary and Sloan wasn’t a mistake, was it?
ゲイリーとスローンをさらったのは間違いじゃないんだろ?(ジェーン)

(中略)

You wanted Marcus’ money, but if you kidnapped him,
君はマーカスの金が欲しいが、もし彼を誘拐したら、(ジェーン)

then you would have had to deal with Isaac.
交渉相手はアイザックだ。(ジェーン)

Bullheaded guy like that, you’d be lucky to get…
彼みたいなケチが交渉相手じゃ、よくてせいぜい・・・(ジェーン)

(中略)

But you sent an e-mail saying that you had Marcus and Pella.
だが君はマーカスとペラを誘拐したと知らせたね。(ジェーン)

That way, Marcus thinks he’s supposed to be taken.
その場合マーカスは、自分の身代わりに友人が誘拐されたと思うだろう。(ジェーン)

He feels wracked with guilt.
彼は罪悪感にさいなまれる。(ジェーン)

And the nice guy that he is, he doesn’t think twice about dropping a few mil.
それに優しいから、友人のために迷わず大金を支払うはずだ。(ジェーン)


sequential「連続的な、連番の」。

non-sequential「不連続の、連番でない」。

そして bullheaded は「頑固な、強情な、がむしゃらな」。

bull は「(去勢していない)雄牛」、
株式市場のムードを示すブル(bull)は「強気」を表すように
bullheaded は、自分の考えを曲げない「頑固、強情」となります。

ここでは兄・マーカスの資産運用を任されているアイザックが
終始一貫して兄のお金を出し渋るので「ケチ」と訳されています。

guilt「罪の意識、罪悪感」。

think twice「考え直す、熟考する」。

mil は million「百万」の略。

he doesn’t think twice about dropping a few mil
(彼は熟考せずに数百万[ドル]を投げ打つ)。

犯人は最初から、ケチな弟のアイザックではなく、裕福な兄マーカスからお金を取るために
あえてマーカスの友人に狙いをつけた、とジェーンは読んでいるようです。


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