ザ・メンタリスト シーズン5 第12話より:
fall on deaf ears
(話を)聞き過ごされる、耳を傾けてもらえない
空き部屋で見つかった地質学者・ジョーンズの事件では
現場に幼い子供の目撃者がいたと見たリズボンとジェーンは、
事件の実行犯と思われるヴォルカーの使用人・クライドを尋問。
もし子供が事件を目撃しており、
その場にヴォルカーも居た事が立証出来れば、今度こそ彼を逮捕できる。
クライドは天涯孤独の身であり、
自分を拾ってくれたヴォルカーへの忠誠心はあついが
同時に慈悲心も強く持ち合わせている。
そんなジェーンのプロファイリングが的中、
事件解決に向け一歩前進と思われたが・・・。
You see, we know someone saw you kill Jones… a boy.
現場に目撃者がいた事は分かってる、男の子だ。(ジェーン)
(中略)
You didn’t choose this life.
君は好んでこの人生を選んだわけじゃない。(ジェーン)
You were forced into it, a ward of the state with no options.
頼れる人も選択肢もなく、生きて行くためだった。(ジェーン)
(中略)
You couldn’t kill him,
君は男の子を殺せなかった。(ジェーン)
but you couldn’t let a witness to a murder that you committed go free.
だが殺人現場を目撃した子を放ってもおけない。(ジェーン)
So you took him, you gave him up someone you trusted.
だから彼をさらって信頼できる人に預けた。(ジェーン)
The boy would be safe, and any talk of murder would fall on deaf ears.
そうすれば殺さずに口止めができる。(ジェーン)
forced「強いられた、強制されて、無理強いの」。
ward of the state 「(行政・司法等の)管理下にある身」。
このストーリーではクライドは orphan「孤児」という設定なんですが、
そのように両親が居ない未成年を ward of the state(行政が管理する子)と
表現することもあるようです。
そして fall on deaf ears は「(話を)聞き過ごされる、耳を傾けてもらえない」。
直訳すると「(言葉が)聞こえない耳に降り注ぐ」といった感じで
言っても聞いてもらえない、聞いて欲しい人に届かない
=「(話を)聞き過ごされる、耳を傾けてもらえない」となります。
自身も子供時代につらい思いをしたクライドは
幼い子に対し、ヴォルカーのように冷酷にはなり切れなかった。
あとはCBIがその子供をヴォルカーより先に見つければ良いわけですが
もちろん向こうも死に物狂いで、子供の行方を探し始めます。
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