ホワイトカラー シーズン4 第4話より:
fall into~
~に分類される
ニールはピーターの作戦を頭では納得しているものの、どうにも気が進まない。
仕事とはいえ、そして自分に好意を寄せているとはいえ
夫を亡くしたばかりの未亡人を騙すことは、彼の気持ちを重くさせるのだった。
しかしこの作戦を成功させメイラーを捕えなければ、ソフィーの命が危うくなる。
そんな葛藤を抱えたニールの様子に気づき、モジーがどうしたのかと訊ねる場面です。
Peter wants me to con a widow.
ピーターが俺に未亡人を騙せって。(ニール)
Well, widows fall into two categories, the bereaved and the relieved.
そうか、未亡人ってのは2種類に分類されるもんだ、嘆き悲しむタイプとホッとしたっていうタイプ。(モジー)
Which kind does he have you duping?
どっちのタイプを引っ掛けろと?(モジー)
The kind with the $50-million bull’s-eye on her back.
5000万ドルがかかっているタイプかな。(ニール)
widow は「未亡人」。
BBCのTopGearなどを見ていると、たまに widow maker「未亡人製造機」なる言葉が出てきます。
これは非常に運転しづらいとか、
スピードが恐ろしく出るといった危険な、しかし魅力的な車につけるあだ名のような物で
そんな車の魅力にヤラれた男は命を落とす、そんな車だよということなんですね。
そして fall into~ は「~に分類される」。
fall into には他にも「落ちる、帰する、陥る、はまる」といった意味がありますが
ここでは「~に分類される」という意味で使われています。
the bereaved は「後に遺された人たち、遺族」、
the relieved は「ラクになった、ホッとした、解放された」。
この2つの単語は韻を踏んでいるのに加えて、思わず笑ってしまうような鋭い風刺も盛り込まれていて
いつもながらモジーのセリフは上手いなあと思います。
私の英語リスニングの相棒です
主にドラマ、映画、ドキュメンタリーなどから活きたフレーズを拾うよう心がけていますので、教則本にあるような味気ない文章ではなく、本当に今からすぐに使えるフレーズばかりです。
ただしそういった英語番組では通常、英語字幕はありませんので、フレーズは全て私自身の耳で拾っています。
そして、その書き起こしを陰で支えてくれているのが「リスニングパワー」です。
「リスニングパワー」は、従来の会話文を聞いて耳を慣らすという方法ではなく、英語と日本語の周波数に注目し、英語を聞き取りやすい耳を開発するというコンセプトで作られたリスニング教材で、これは英文を暗記して覚えるようなものではなく、日本人が英語を正確に聞き取れない最大の要因である「英語にあって日本語にない音の周波数」を聞き取る訓練をするというものです。
その最大の特徴は2~3週間という短期間でも効果を得やすいことです。
そのためハリウッド進出を果たした多くの日本人俳優・女優さんの間でも、英語力の強化法として「リスニングパワー」が採用されているほどです。
私自身、このコーナーのための書き起こしをする前に、5~10分ほど「リスニングパワー」を聞くようにしていますが、以前より正確に、より早く英文を聞き取れるようになったと思います。
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