ザ・メンタリスト シーズン5 第20話より:
doting
溺愛する
バディによれば、彼のカウンセリングが功を奏して
夫婦は関係修復に向かっていたので
とても夫が妻に手をかけるとは思えないという。
だがジェーンには、夫の変化はこのカウンセングの効果ではなく
別の動機によるものだと思われた。
Well… you know, maybe he was just covering.
それは・・・うまく装ってたのかも。(ジェーン)
He felt guilty for something, like having an affair.
何かの罪悪感から、例えば浮気とか。(ジェーン)
(中略)
The recent drive to get in shape,
突然ダイエットをし始めたり、(ジェーン)
suddenly doting on his wife that he’d been neglecting for years.
何年も放っておいた妻を構い出すなんて怪しい。(ジェーン)
Well, I would like to think that he was responding to the treatment.
私としては、それはカウンセリングの成果だと思いたいね。(バディ)
covering「覆う、(秘密や欠点等を)覆い隠す」。
drive「(人を駆り立てる)動力、動機」。
drive は「運転する、駆り立てる」、
これは車などの乗り物に限らず、人の心にも当てはまります。
You drive me crazy(あなたは私をイライラさせる)
これはつまり、あなたは私の心を crazy 側に駆り立てる =「クレイジーにさせる」。
ジェーンは夫のキップが最近急にダイエットをしたり、妻に構うようになった
The recent drive(最近の動機)に疑問を持っている。
つまり急にそんな事をするなんて「怪しい」という解釈になります。
get in shape「体を鍛える・整える」。
そして doting は「溺愛する」、
dote「もうろくする、溺愛する」が原型です。
溺愛、と来れば子供や孫が浮かぶ方もいるでしょうか。
doting parents「親ばか(の両親)」。
neglect「無視する、ほったらかす、見過ごす」。
児童虐待のニュースなどで、ネグレクトという言葉も随分耳にするようになりました。
夫婦や家族、近しい人間関係は doting 過ぎず neglect ではない、
中庸の精神が求められるのでしょうけど、それが簡単に出来ないこともありますね。
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