エンパイア 成功の代償 シーズン1 第1話より:
put your heart (and soul/guts) into~
~に情熱を注ぐ、~に熱中する
誰にも秘密していたが、ルシウスの体は病魔に襲われており
余命3年と医師からの宣告を受けていた。
そこでルシウスはエンパイアの今後を誰に託すべきか、
3人の息子たちから一人を選ぶ決意をかため
その事を息子たちにも告げる。
次男のジャマルはこの後継者争いに興味を持てずにいたが
長男のアンドレと三男のハキームの間で、
父の関心を引くべく競い合いが始まるのだった。
You remember when you were 11, sonny?
お前が11歳の頃のこと、覚えてるか?(ルシウス)
Dressing up in a little suit, trying to run into the office,
スーツを着込んで出社してきて、(ルシウス)
helping everybody, answering phones.
スタッフの手伝いやら電話番をしてたな。(ルシウス)
Even during my finals at Penn, I was still coming back, doing your accounting.
大学時代だって、ずっと父さんの経理を手伝ってた。(アンドレ)
Put your heart and guts into this company.
お前は会社に情熱を注いできたよな。(ルシウス)
I mean, your whole life is Empire.
常にエンパイアと一緒だった。(ルシウス)
(中略)
Which makes me the most qualified to run the company, Dad.
ならば俺が後継者になるべきじゃないか、父さん。(アンドレ)
And don’t you think, since this is a celebrity-driven brand,
エンパイアはスターが顔のブランドだ、(ルシウス)
it should be run by a celebrity?
後継者もスターがなるべきでは?(ルシウス)
No, I don’t.
いいや。(アンドレ)
accounting「経理、会計学」。
そして put your heart (and soul/guts) into~ は「~に情熱を注ぐ、~に熱中する」。
直訳すると「心を(魂・根性も)注ぎこんで」ということで、
そのまま「熱意・情熱・精魂を注ぎ込んで」という感じでしょうか。
アンドレはライオン一家で唯一大学院まででた秀才ですが、
妻が白人である事と、精神的にもろい点で、ルシウスの眼鏡にかなわないようです。
この点はクッキー(アンドレの母)からも、
何で白人女と結婚したのよ?と問われるシーンがあったので
ブラック・コミュニティではあんまり歓迎される事ではないみたいですね。
qualified「資格や要件を満たした、適任の」。
Which makes me the most qualified to run the company
(そのことが私を一番の適任者にする)=「自分が後継者になるべきである」。
celebrity-driven brand(セレブが主導するブランド)=「スターが顔のブランド」。
ルシウスは自身がヒップホップ界の大物スターであり
その後、彼が主導でエンパイアを立ち上げています。
自分というスターが経営しているレーベルなのだから、
次の後継者もスターが良いのでは?ということは
暗にアンドレではないと言ってるわけで、ちょっと兄ちゃん可哀想ですね。
彼らはライオンの子供たちですから、
父ちゃんとしては、崖から突き落とされても這い上がって来い、
そういうタフな息子を後継者にしたいって事なんでしょうか。
この時、ルシウスは三男のハキームを頭に置いていたようですが
彼がまた甘ったれでおバカなんですよね・・・可愛いけども(笑)。
一番バランスのとれている次男のジャマルは無欲な上にゲイだから(ルシウス的に)論外、
という事らしく、頭の痛い父ちゃんです。
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