エンパイア 成功の代償 シーズン1 第3話より:
You scratch my back, I’ll scratch yours
困った時はお互い様、魚心あれば水心
クッキーが予定より早い出所と引き換えにFBIと交わした取引を
ルシウスとアニカが探ろうとしていた。
クッキーはFBIとの関わりが何であれ、
会社と家族の不利益になるような事は承知しないと
ルシウスからきつく言われており、今後の立ち回り方を考えねばならない。
どうにかFBIの事はルシウスに上手く誤魔化すと、捜査官に約束したクッキーは
その代わりにとちゃっかり頼みごとをしてみるが、にべもなく断られてしまう。
I don’t know what he knows and I don’t know how he knows it,
なぜかルシウスがあたしらの何かを嗅ぎ付けたみたい、(クッキー)
but Lucious is on some Darth Vader ish.
ダースベイダーみたいになっちゃってさ。(クッキー)
(中略)
He was hired by Anika Calhoun.
アニカって人が探偵を雇ったのね。(FBI捜査官)
We took care of Berger, it’s your ex.
探偵はどうにかするけど、問題はあなたの元夫。(FBI捜査官)
(中略)
We can’t have anybody knowing what we’re doing.
知られて邪魔されるのは困る。(FBI捜査官)
Okay, but I’m gonna need you all to help me find somebody.
分かった、けどこっちも人探しを頼みたい。(クッキー)
Cookie, we are the FBI.
クッキー、我々はFBIなのよ。(FBI捜査官)
It is not like you scratch our back, we scratch your back.
あなたとは互いに助け合うような間柄じゃない。(FBI捜査官)
Lucious is on some Darth Vader ish(ルシウスがダースベイダーっぽくなってる)。
思わず笑ってしまいました(笑)。
~ish「~っぽい、~じみた、~のような」をつけて
Darth Vader ish(ダースベイダーっぽい)、どっかで使ってみたいです。
もし自分の不利益になる事をしたら、お前を・・・というような
脅しをかけられている事を、そう言ってるようですが
このセリフを見る限り、クッキーはあんまり真に受けてない気がします(笑)。
ところで Vader はドイツ語で「父親」という意味だそうで、ドイツ語の分かる人なら
Lord Vader(お父さん卿?)と聞いた時点で、あっお父さんなんだな・・・と
すぐに察しがつくのだとか。
あまり外国語に通じてると、思わぬネタばれもあるもんなんですね。
そして You scratch my back, I’ll scratch yours は
「困った時はお互い様、魚心あれば水心」。
直訳すると「私の背中を掻いてくれたら、あなたのも掻いてあげる」、
困った時は互いに手を差し伸べあいましょう=「助け合い(の精神)」となります。
しかし捜査官のセリフでは
It is not like you scratch our back, we scratch your back
(助け合いをするような関係ではない)
と、ピシャリと一線を引かれてしまいます、そりゃそうだ。
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