ママと恋に落ちるまで シーズン2 第22話より:
draw away from
~から離れる、~から引き離す
ついにマーシャルとリリーが結婚式当日を迎え
テッドとロビン、バーニーはたくさんの人々の祝福を受けている
幸せそうな二人を見守っている。
その最中、テッドが、皆に発表したい事があるとつい口をすべらせる。
それを聞き逃さなかったバーニーは、一体どんな話だとしつこく迫る。
Tell people what?
皆に何を言うって?(バーニー)
Look, this is just not something we want to talk about right now, okay, Barney?
今ここで話すつもりはないんだ、分かったか、バーニー?(テッド)
Okay.
分かった。(バーニー)
Whoo, that was a close one.
ふう、危なかったな。(テッド)
Think he’ll actually let it go?
このまま諦めると思う?(ロビン)
(中略)
Tell people what?
で、何を話すって?(バーニー)
Oh, God! Okay. Look, we have some news.
もう全く! 分かったよ。僕らからニュースがあるんだ。(テッド)
But we don’t want to draw attention away from Lily and Marshall’s big day.
けどマーシャルのリリーの結婚式に水を差したくない。(テッド)
So just forget about it until they leave for the honeymoon.
だから二人がハネムーンに発つまで忘れててくれ。(テッド)
that was a close one「危ないところだった、間一髪だった」。
let it go「気に留めない、受け流す、諦める」。
it「それ」を go「先へ進ませる、手放す」、ここでいう it「それ」とはバーニーの感情、
テッドが何を話すつもりか知りたいという「執着心」の事を指していて
Think he’ll actually let it go?(彼は実際、その感情を手放せると思うか?)
=「このまま諦めると思うか?」となります。
「諦める」と言えば give up が浮かびますが
give up は「とても頑張った結果、仕方なく諦める・降参する」という場合にふさわしく
この場面のように、まっいいか、と軽く受け流せるような事柄には合いません。
日本語では「諦める」ですが、give up より let it go で表した方がしっくりくる好例だと思います。
そして draw away from は「~から離れる、~から引き離す」、
ここでは draw attention away from([主役の二人から]注目を引き離す・奪う)
その結果「[結婚式に]水を差す」という解釈になっています。
big day は直訳すると「大きな日」、そこから「大事な日、重要な日、大変な日」。
one’s big day「(その人にとって)記念すべき日、結婚式」、
Lily and Marshall’s big day(リリーとマーシャルの結婚式)。
この話の流れだとテッドとロビンが結婚するのか、別れるのか、
でもドラマはシーズン9までありますし(ロビンがママだったらもう終わるはず)
最初からどこか無理している感じなのできっと別れるんでしょう。
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