ママと恋に落ちるまで シーズン1 第3話より:
in a rut
マンネリ化している、ワンパターンである
テッドと友人たちがいつも集まるのは近所のバー、マクラーレンズ。
今夜も皆でそこで集まろうと相談している最中、テッドにバーニーから電話がくる。
そこでテッドはバーニーもマクラーレンズに誘うが
バーニーはたまには違う場所へ行こうと彼を説得する。
What’s wrong with MacLaren’s?
マクラーレンズの何がいけないんだ?(テッド)
MacLaren’s is bore snore. Ted, tonight we’re gonna go out.
マクラーレンズは死ぬほど退屈だ。 今夜は違う場所に繰り出そう。(バーニー)
We’re gonna meet some ladies, it’s gonna be legendary.
女の子を見つけて、伝説的な一夜を楽しもうぜ。(バーニー)
(中略)
You keep going to the same bar. You’re in a rut.
お前は同じ店ばかりじゃないか。ワンパターンなんだよ。(バーニー)
And I am a rut-buster.
俺がマンネリを打破してやる。(バーニー)
what’s wrong with~「~の何がいけないんだ、~のどこが問題なんだ」。
マクラーレンズに行くのを渋るバーニーに、
What’s wrong with MacLaren’s? と、テッドが聞いているように
自分は良い・問題ないと思っているのに、相手が難色を示しているような時
どうしてダメ?何がいけないの?と尋ねる場合に使われます。
bore snore「(イビキをかくほど、寝てしまうほど)とても退屈」。
legendary「伝説の、伝説的な」。
バーニーの口癖が it’s gonna be legendary(伝説になるぜ)で
彼は、伝説的なパーティ、伝説的な出会い、伝説的なバカ騒ぎ・・・
そういう事を毎晩探し求めているようです。
そして in a rut は「マンネリ化している、ワンパターンである」。
rut には「わだち、車輪の跡、決まったやり方、型」といった意味があり
in a rut(わだちに嵌まる、型に嵌まる)=「マンネリ化している」となります。
rut-buster(マンネリの破壊者)、この buster「壊す(退治する)人」に色々くっ付けると
・ghost-buster「お化けを退治する人」
・clot-buster「血栓(clot)を溶かす薬」。
・myth buster(俗説・迷信の破壊者)「怪しい伝説(都市伝説の真偽を検証するTV番組)」
意味も様々に変化しますので
その場のアイディアで言葉を組み合わせて、
自分なりの表現を考えると面白い会話になりそうですね。
バーニーの I am a rut-buster(俺はマンネリ退治係だ)というのも
その場で rut をくっつけただけで、
自分が退治したいもの、撃退したいものに buster をつければ
何となくニュアンスが伝わるはずです。
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