ママと恋に落ちるまで シーズン1 第11話より:

move up in the world
出世する


今日は大晦日。

テッドは仲間皆で楽しく新年を迎えようと
フンパツしてリムジンをチャーターする。

ワクワクしながら車内に乗り込むと、
バーニーがこの日のために作ってきたというパーティミックスをかけ始める。

テッドがリムジンの走行ルートを指示しようとドライバーに声をかけると
そこには顔なじみだったキャブの運転手・ランジットの姿があり
最近キャブからリムジンに出世したのだという。

Now, people often think a good mix should rise and fall, but people are wrong.
皆、選曲には緩急が必要だなんて言うけど、間違ってる。(バーニー)

It should be all rise, baby!
常にアップテンポでなきゃ!(バーニー)

Now, prepare yourselves for an audio journey into the white-hot center of adrenaline!
覚悟はいいか、音楽の旅が始まるぞ、アドレナリン出まくりだ!(バーニー)

(中略)

It’s working.
いい感じ。(リリー)

I’m definitely getting psyched!
確かにテンションアガってきたぞ!(テッド)

(中略)

Oh, driver?
運転手さん?(テッド)

Hello!
どうも!(ランジット)

Hey, Ranjit! Dude, you’re driving a limo now. That’s awesome.
ランジット!今はリムジンのドライバーなのか。凄いじゃないか。(バーニー)

I’ve moved up in the world.
出世しましてね。(ランジット)


rise and fall「上がり下がり、緩急、昇降」。

rise「起き上がる」fall「下がる」、物事の緩急、浮き沈み、上下を表し
ここでは rise「アップテンポの曲」fall「静かな曲」の意味になっています。

It should be all rise(アゲアゲでなきゃ、アップテンポの曲でなきゃ)。

all rise には「全員起立」という意味がありますが
バーニーのセリフから考えると「ずっとアゲアゲ」みたいな意味もあるようですね。

Blue というボーイズグループのアルバムで All rise というのがあって
「全員起立(みんな立てよ)」とはこれいかに?(ヘンではないけど)と思っていましたが
もしかしたらバーニーの言っている感覚の事なのかも、とふと思いました。


Blue はすでに解散、このアルバムも10年以上前の作品ですが、今でもたまに聞いてます。

prepare yourself「覚悟しておけ」。

white-hot「白熱の、熱烈な」。

psyched「とてもワクワクして、興奮して」。

そして move up in the world は「出世する」。

直訳すると「その世界で昇っていく」みたいな感じでしょうか、
意味がイメージしやすいですね。

NYの大晦日をリムジンでパーティしながら過ごす、ってまるでパーラメントのCMみたい、
一回やってみたいですねえ。


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