ママと恋に落ちるまで シーズン4 第21話より:

talk one’s way out of~
~から言い逃れる


テッドはある日、結婚直前で破局したステラと街でばったり出くわす。

彼女は婚約者・トニーと幸せそうで、
テッドもどうにかその場をクールにやり過ごしたつもりだったが
後日、トニーから悲しそうに見えたと同情されてしまう。

ステラをテッドから奪った負い目を感じているトニーは、実は裕福な家系の出身で
せめてもの罪滅ぼしに、独立したばかりで収入の少ないテッドに割の良い仕事を紹介したいと言う。

それはコロンビア大学の建築学科の教授職で、悪くない話だったが
様々な思いからテッドは断ってしまう。

I’m not gonna be a professor.
教授なんかやりたくない。(テッド)

Teaching architecture is what you do when your career has totally bottomed out,
教える側に立つってのは仕事の依頼が尽きて、(テッド)

and you need to pay the bills.
生活のためにやる事だ。(テッド)

Small business owner.
俺は中小企業のオーナー。(テッド)

Backbone of the economy.
経済の中心なんだ。(テッド)

I’m not gonna take that job, all right? I’m gonna be just fine.
この申し出は受けない、いいな? 俺は大丈夫だ。(テッド)

New topic.
話題を変えよう。(テッド)

(中略)

I just got a $200 speeding ticket today.
俺はスピード違反で200ドルの罰金だ。(バーニー)

That sucks, dude.
そいつは最悪だな。(マーシャル)

You couldn’t talk your way out of it?
逃れられなかったか?(マーシャル)

You can’t.
無理だろ。(バーニー)

I’ve done it.
俺は逃れた。(マーシャル)


bottom out「最低に落ち込む、どん底になる」。

Teaching architecture is what you do when your career has totally bottomed out
(建築学を教えることは、自分のキャリアがどん底になった時にやること)。

テッドは独立した現役の建築家であって、
食べていくために設計の仕事を諦める気はない、という感じでしょうか。

backbone「背骨、支え柱、屋台骨」、
backbone of the economy(経済の屋台骨)。

そして talk one’s way out of~ は「~から言い逃れる」。

way out「逃げ道、抜け道」を talk「話術」で切り開く=「~から言い逃れる」。

違反キップを切られたバーニーに、俺は逃げ切れたというマーシャル。

さらにマーシャル曰く pretty girls don’t get tickets(可愛い子はキップを切られない)そうで
ロビンに聞くと、彼女は何度も泣き落としで違反をキップを逃れたとか。

バカ正直に罰金を払う羽目になったバーニーは、
この話を聞いて、チャレンジ精神がムクムクと湧き上がり・・・。


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