ママと恋に落ちるまで シーズン1 第11話より:

dogs are barking
足が痛い


テッドが大枚を叩いて今夜のために借り切ったリムジン。

仲間と年明けを祝うべく、パーティのハシゴを計画しているが
張り切っておしゃれな靴を穿いてきたリリーの足が痛み出す。

一旦アパートに戻って靴を履き替えたいという彼女に
テッドは我慢しろと言うのだが・・・。

How are your feet doing, baby?
足の調子はどうだい?(マーシャル)

Oh, okay. I love these shoes, but the pain-to-hotness ratio is pretty steep.
ええそうね。この靴は大好きなんだけど、痛くてジンジンしてきた。(リリー)

Can we swing by the apartment so I can change?
アパートに戻れないかしら、そうしたら履き替えられるんだけど?(リリー)

Come on, Lily.
何を言うんだリリー。(テッド)

We have a tightly scheduled evening of awesomeness ahead of us.
今夜はイカした計画が目白押しなんだぞ。(テッド)

I need you to power through the pain.
痛いのは我慢してくれよ。(テッド)

Okay, Ted, but these dogs are really barking.
だけどね、テッド、もう足がすごく痛いのよ。(リリー)


ratio「比率、割合」。

steep「急こう配、急な坂、切り立った」。

the pain-to-hotness ratio is pretty steep(“痛みから熱へ比率”が急こう配を描いている)
=「痛くてジンジンしてきた」。

女性なら誰しもが経験あるかもしれません、ヒール靴で感じる足の痛み、
痛みがマックスに達すると、足が熱を持ってきてジンジンしますよね。

あの感じをリリーは the pain-to-hotness ratio(痛みから熱へ比率)
という言葉で表しているんですね。

tightly scheduled「予定がぎっしり詰まっている・細かく決まっている」。

power through「(痛み、つらさ等を)我慢して最後まで乗り切る、苦しみつつもやり抜く」。

power「強い力・精神力」で through「くぐり抜ける、やり通す」ということで
「気合で乗り切れ」みたいな感じでしょうか。

痛いのは自分じゃないせいか、無茶を押し付けるテッド。

そして dogs are barking は直訳すると「犬たちが吠えている」
そこから「足が痛い」となります。

片足を一匹の犬に喩えて、その犬がワンワン吠えている=「痛い」となるようで
確かに痛む足で歩くと、一歩踏み出すごとにギュワン、ギュワンと痛みが響く・・・
それを犬の鳴き声に見立てた表現なんですね。

折角の予定を靴の履き替えで潰したくないテッド、
しかし自分の事となると話が変わってくるようです・・・。


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