ママと恋に落ちるまで シーズン5 第23話より:

omission
省略、怠慢、手ぬかり


リリーとマーシャルは子作りのタイミングについて
このところ意見が分かれていた。

まだ時期尚早だと思うリリーと、今すぐでも構わないと思うマーシャル。

相談の結果、仲間のソックリさんを全て見たら、
その時がタイミングだという結論に達し
すでに4人のソックリさんは見終わっているため、
残りはバーニーのソックリさんのみ。

そんなある日、何とバーニーにソックリのタクシー運転手を見かけ
早速リリーはその時が来たと乗り気になるが、マーシャルは罪悪感を感じていた。

なぜなら彼は、あのソックリさんはバーニー本人の扮装であったことを知っていたため。

しかし子供は欲しいので、リリーには黙っていようと覚悟した矢先、
バーニーが寝室に乗り込んできて、その事をバラしてしまう。

Wait a minute. Candles, flowers…
ちょっと待て。 ロウソクに花・・・(バーニー)

Oh! I guess Marshall “forgot” to tell you.
おっと! どうやらマーシャルは伝え「忘れてる」のか。(バーニー)

The fifth doppelganger was me.
5人目の分身は俺自身だった事を。(バーニー)

What, wait, and you knew about this? You lied to me?
待って、あなたはそれを知ってたの? 私にウソを?(リリー)

By omission.
省略しただけだ。(マーシャル)

And it’s only because this whole “leave it to the universe” thing of yours is insane, Lily.
だって君の“天からのお告げ”なんてバカげてる。(マーシャル)

Baby, you knew I needed to decide if we…
だけどそれが私には必要な・・・(リリー)

Lily, we need to be in control of our own destinies.
リリー、僕らの運命は自分たちで決めるべきだ。(マーシャル)


doppelganger「生霊、分身」。

ドッペルゲンガーは確か本人が見ると死んでしまうとか、そんな話があったと思います。

この世には4人、自分と生き写しの人間がいると言われていますが
一度、両親が私のソックリさんを見たと驚いていた事がありました。
(その時私は旅行中だったので、絶対に私ではなかったはずです)

それも近所で見たというので当時は、出くわしたらどうしよう・・・
と結構本気で怖かったです(笑)。

そして omission は「省略、怠慢、手ぬかり」。

ここでは You lied to me?(私にウソをついたの?)に次いで
By omission(省略する形で)となっていますが、これは

lie by omission「肝心な事をあえてぼかす事で、間接的に相手をだます」

という言葉が元だと思います。

最初から積極的に嘘をつこうとしたわけでなく、
結論としてそうなってしまった、という感じで、まあ言い訳ですけども(笑)
こういう事ってありますよね。

結構覚えておくと使えそうです。

leave it to the universe(それ[タイミング]は宇宙に任せる)
=「天からのお告げ」。

これも使いたい時あるかもしれません。

今すぐという気はないけど、まあその時が来たら・・・とぼかしたい時
leave it to the universe「宇宙にお任せ」で乗り切る(笑)。

子供を持つって大変な決意ですから、リリーの気持ちも分かります。


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