ママと恋に落ちるまで シーズン9 第7話より:

bury the hatchet
仲直りする、和解する、ほこを収める


ロビンとバーニーの母は、結婚式の前に諍いを起こし
冷戦状態が続いている。

どうにか式の前に、二人を仲直りさせたいバーニーは
朝食の席で母にロビンと和解するよう頼む。

Please, Mom, I need you to just be cool.
頼むよ母さん、 落ち着いてくれ。(バーニー)

Okay, can you do that for me?
俺のために、ね?(バーニー)

For you, yes.
あなたのためになら。(バーニーの母)

And for Robin?
それとロビンのために、ね?(バーニー)

She’s gonna be your daughter in 33 hours.
あと33時間で娘になるんだから。(バーニー)

Daughter in law.
義理のでしょ。(バーニーの母)

Making it illegal for you not to treat her like a daughter.
実の娘と同様に扱う義務がある。(バーニー)

(中略)

Fine.
いいわ。(バーニーの母)

If Robin’s ready to bury the hatchet, then I guess I’m ready to bury the hatchet.
もしロビンが仲直りしたいって言うなら、応じてあげてもいい。(バーニーの母)


I need you to just be cool(落ち着いていて欲しい)。

cool「涼しい、ほどよく冷たい、冷静な」。

cool、chill など「冷たい」を表す単語は
「落ち着く、くつろぐ」という意味で使われることも多く
バーニーの母とロビンは諍いの最中、つまり互いにカッカしている状態、
それを just be cool「心を静めて・落ち着いて」という感じでしょうか。

Making it illegal for you not to treat her like a daughter
(娘として扱わないと違法になる)
=「実の娘と同様に扱う義務がある」。

これはもし本当だったら、違法になりそうな家はいっぱいあるだろな(笑)。

そして bury the hatchet は直訳すると「手斧(まさかり)を埋める」
そこから「仲直りする、和解する、ほこを収める」。

昔、ネイティブアメリカンの人たちが和解の印として
まさかりを埋める習慣があり、そこから来た表現だそうです。

手斧を手に争っていた同士がそれを止めて和解する、
その印として武器を埋める、そんなイメージが浮かびました。

ロビンと義母さんの諍いは、ポーカーゲームでロビンが勝ち
義母さんの大切なブラウスを奪ったのが発端でした。

その後義母さんから
You won the battle but I’ll win the war
(あなたは勝負に勝ったけど、私は戦に勝つわよ)と言われ
Game on, bitch(望むところよ)とロビンも受けてしまいました。

義母さんに bitch ってアータ、そりゃ喧嘩になりますよね(笑)。


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