ママと恋に落ちるまで シーズン3 第3話より:
fortnight
2週間
ロビンと別れたテッドはこのところ、バーニーとナンパに精を出している。
今夜も2人で街に繰り出そうとテッドは念入りに身支度を整えるが
待ちくたびれたバーニーは、マーシャルとニンテンドーwiiで遊び始める。
テニスのゲームに熱中し始めたバーニーは、
テッドそっちのけでのめり込んでいる。
Yes! Advantage Ericksen!
よっしゃ!俺のアドバンテージだ!(マーシャル)
Don’t get cocky.
調子に乗るなよ。(バーニー)
Wimbledon lasts a fortnight.
ウィンブルドンは2週間続くんだから。(バーニー)
Fortnight. British words are so cool.
2週間。 イギリス英語ってクールだよな。(マーシャル)
Plus, did you know lawyers there get to wear wigs?
それに知ってるか、あっちじゃ弁護士はカツラを被るんだぜ?(マーシャル)
I wear a wig to work, I’m a jackass.
もし俺がやったらただのマヌケだよ。(マーシャル)
All right. I’m ready. Let’s hit it.
よし。 支度出来たぞ。出かけよう。(テッド)
We can’t go. Tournament.
今は行けない。 トーナメント中だ。(バーニー)
What? We agreed. I suited up.
何だよ?約束したろ。 スーツでキメたのに。(テッド)
You take too long to get ready.
支度に時間がかかり過ぎなんだよ。(バーニー)
Don’t get cocky「調子に乗るな」。
そして fortnight は「2週間」、アメリカよりもイギリスでよく使われるようです。
ハリウッド映画「トゥー・ウィークス・ノーティス(two weeks notice)」も
もしイギリス映画だったら「フォートナイツ・ノーティス(a fortnight’s notice)」だったかも?
fortnight がなぜ「2週間」を表すのか?
fort の語源は fourteen、つまり14日が略されたもので
fortnight は14夜、つまり2週間を意味する言葉となったようです。
そういえばテニスの採点方式も似た由来があって
一つ打ち合いに勝つ毎に0→15→30→40→1ゲーム取得、となるわけですが
0、15、30と来たら、45じゃないの?と思いますよね。
それがなぜか40、これはどうも45ではまどろっこしいから、40にするか?と
そんな感じで30の次は40になったという説があります。
何か、フォートナイトも似たニオイを感じました(笑)。
did you know lawyers there get to wear wigs?
(向こうでは弁護士がカツラを被るのを知っているか?)
白髪のキッチリロールのカツラ、ドラマなんかで見ることありますが
2008年からは民事裁判では被らなくても良くなっているようです。
しかし刑事裁判では未だに着用義務があるので、
バッハとかモーツァルトみたいなヘアスタイルで行われています。
これは17世紀から続くスタイルだそうで、日本なら江戸時代、
となると日本なら裁判長が遠山の金さんや大岡越前スタイルで登場する感じでしょうか
(もし杉良太郎とか加藤剛みたいな人だったら・・・ちょっと見学してみたい・笑)。
これを続ける理由の一つに、実際のヘアスタイルをカツラで隠すことにより
被告人に彼らの顔を覚えづらくして、報復の危険から守るという意味もあるようです。
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