ママと恋に落ちるまで シーズン9 第15話より:

consolation prize
残念賞


仲間たちをバーに出来るだけ引き留め、リリーとの話し合いを避けていたマーシャル。

だがついにその時がやって来る。

裁判官は自分の長年の夢だと主張するマーシャルと
家族でイタリアに行くと主張するリリー。

マーシャルは今のリリーはかつて自分をNYに置き去りにして、
サンフランシスコに芸術の夢を追いに行った時と同じく、
自分勝手だと責めてしまう。

Why are you bringing up San Francisco?
なぜサンフランシスコの話を蒸し返すの?(リリー)

That was seven years ago.
7年前の話じゃないの。(リリー)

Because you are being selfish all over again.
君がまた自分勝手になってるからさ。(マーシャル)

Marshall, I apologized over and over again.
その事は何度も謝ったじゃないの。(リリー)

Now you’re saying you never have forgiven me?
まだ許してくれてなかったの?(リリー)

There is nothing more important to me than our family.
私にとって家族以上に大事なものはない。(リリー)

You know that.
知ってるでしょう。(リリー)

Well, let me ask.
そうか、じゃあ聞くが。(マーシャル)

What if you had found success in San Francisco?
もし君がサンフランシスコで成功していたら?(マーシャル)

How do I know that you even would’ve come back to me?
果たしてそれでも僕のもとに帰ってきたか?(マーシャル)

Stop it.
やめて。(リリー)

Are Marvin and I and any other future children we may have just some consolation prize?
マーヴィンや俺や、将来生まれてくる子供はただの残念賞か?(マーシャル)


bring up「持ってくる、連れて来る、(問題などを)持ち出す」。

all over again「もう一度、また最初から」。

find success「成功を手に入れる」。

How do I know that you even would’ve come back to me?
(それでも君が戻ってくると俺はどうやって知り得ただろうか?)
=「果たしてそれでも僕のもとに帰ってきたか?」。

そして consolation prize は「残念賞」。

consolation「慰め、慰謝、慰めとなるもの」prize「賞、賞品、褒美」=「残念賞」。

リリーにとっての夢、一等賞は、芸術家として花開くこと、
結局それが叶わなかったから、俺のもとに帰ってきたのでは?
君にとって俺たちはただの残念賞では?という感じでしょうか。

一応、先に決まっていたはリリーのイタリア行きだったので
このマーシャルの言い分は、ちょっとずるいかなと思いました(さすが弁護士)。

しかしどちらも他にやりたい人がたくさんいるであろう仕事で、
二人とも恵まれていますね。


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