ザ・メンタリスト シーズン7 第11話より:

cut out for~
~に向いている、~となるべく生まれついている、適性がある


リズボンとの話し合いにより、ジェーンが捜査活動を降りたため
チョウのチームは人手不足に悩まされていた。

一方、犯行時のヴィジョンが見えるという自称霊能者・ガブリエルは
自らマスコミの前に立ち、今後も犯行が続くと予言を発信、
おかげでFBIのアボットはマスコミ対応に追われることとなる。

この窮状を見かねて、ずっと内勤だったワイリーが現場捜査に立候補、
チョウと共に張り込みをするが、わずかの隙に何者かに背後から殴られ
ケガを負ってしまう。

I’ll stay on Gabriel.
ガブリエルの監視を続けます。(チョウ)

You do that.
頼む。(アボット)

I’m gonna feed myself to the sharks.
私はマスコミの餌食になってこよう。(アボット)

(中略)

Wylie. What happened?
ワイリー、何があった?(チョウ)

I don’t know. Somebody hit me.
分かりません。 誰かに殴られた。(ワイリー)

(中略)

I don’t think I’m cut out for the field.
現場に向いてないかも。(ワイリー)

This is rough work.
現場はきつい。(チョウ)

You’re going to get banged up once in a while.
ときには怪我もする。(チョウ)

I don’t think I can do this.
僕には無理かも。(ワイリー)

You want to go back and answer phones?
なら電話番に戻るか?(チョウ)

…No. I want to stay. What can I do here?
・・・いえ。 ここに居たい。 指示を下さい。(ワイリー)


feed oneself to the sharks(自身をサメのエサとする)
=「自ら飛び込んで餌食(犠牲)となる」。

調べてみても feed oneself to the sharks という成句は見つからなかったので
多分、to throw someone to the sharks の応用ではないかと思いますが
どちらも「(ある目的のために)危険に自ら飛び込み、犠牲となる」という意味で
使われているようです。

そして cut out for~ は「~に向いている、~となるべく生まれついている、適性がある」。

ある事のために cut out「切り出される」、
または創造される、生み出される、みたいなイメージでしょうか。

I don’t think I’m cut out for the field
(僕は現場向きとは思えない)。

bang up「(ものを)壊す、(体などを)傷つける」。

You’re going to get banged up once in a while
(時には体を傷つけられる事もある)=「ときには怪我もする」。

人手不足(short-handed)を補いたいと、現場に出る決意をしたワイリー。

心意気は素晴らしいけど、初回から後頭部殴られるとか・・・しんどいよね。


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