昨日から「Why are the Japanese so resilient – なぜ日本人はそんなに打たれ強いのか?」を読んでいます。
何度押されても起き上がる、達磨の象徴すること。
・「なぜ日本人はそんなに打たれ強いのか?」(1)
Visitors to the temple can buy their own Daruma, which will have two blank eyes.
寺の参拝客は、両目が空白になっている自分の達磨を購入できる。
The purchaser then makes a wish and colours in the pupil of its left eye.
達磨の購入者は、願掛けをしてから、左目の瞳に色を塗る。
After the wish is fulfilled, the purchaser fills in the second pupil.
そして願いが叶ったら、もう片方の瞳も塗る。
As the year comes to a close, visitors donate their Daruma to the temple and buy a new one to make another wish or to renew their commitment to achieving their goals.
年の暮れになったらその達磨は寺におさめ、また新たな達磨を買って別の願い事をしたり、目標達成の誓いを新たにする。
The piles of dolls at Shorinzan Darumaji are those that have served their purpose and will be burned in a ceremony in the new year.
少林山達磨寺にある達磨の山は、その目的を果たしたものであり、新年の儀式で焚き上げられる。
But the Daruma represents something more profound than simply a good-luck charm.
しかし達磨は、単なる幸運のお守りというだけでなく、より深いものの象徴だ。
represent「代表する、代理する、表わす、示す、象徴する、意味する」。
profound「心からの、まったくの、深い、深遠な、意味深い、理解しがたい、重大な、甚大な」。
Each Daruma is weighted at the base and you can rock it from side to side, but it will never tip over:
達磨は底部で重みが付けられており、左右に揺らす事は出来るが、転倒することない:
at the base「ふもとで、付け根の、底部の」。
tip over「ひっくり返る、転倒する」。
a symbol of perseverance for a nation that has often been pushed close to its limit.
限界まで押し込まれることがしばしばある、この国の忍耐力の象徴だ。
perseverance「忍耐、忍耐力、粘り強さ」。
pushed close to its limit(限界まで押される)は、地震や津波などの自然災害が多いという意味のようです。
福島原発の事故があった時、ちょうど自宅の浄水器のフィルターをアメリカの会社に注文していて、予定では結構待たされるはずだったのが、優先的に送ってくれたことがありました。
あの事故は海外でも大きく報じられたため、気を使ってくれたようで、とても有難かったです。
それと同時にあの大津波と事故のことは、海外の人たちの印象に深く残り続けるんだろうなと感じたことを、pushed close to its limit で思い出しました。
でも「災害に遭う」を例えば hit by natural disasters とかでなく、pushed close to its limit で表すところがなるほど~!と思います。
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
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