先日から「Japan’s secluded world of temples – 日本の人里離れた寺の世界」を読んでいます。

日本の人里離れた寺の世界


・「日本の人里離れた寺の世界」(1)
・「日本の人里離れた寺の世界」(2)
・「日本の人里離れた寺の世界」(3)
・「日本の人里離れた寺の世界」(4)
・「日本の人里離れた寺の世界」(5)
・「日本の人里離れた寺の世界」(6)
・「日本の人里離れた寺の世界」(7)

The spiritual centrepiece

霊的世界の中心をなすもの

centrepiece「中央にあるもの、最も重要なもの、中央部装飾、テーブルセンター」。

Several hundred meters from the Danjo Garan stands Kongobuji, the head temple of some 3,600 Shingon temples nationwide.
壇上伽藍から数百メートル先には金剛峯寺、国内3600の真言宗の寺の総本山がある。

By Koya-san’s standards, Kongobuji is a newcomer, having been built in 1593 by the then-ruler of Japan, Toyotomi Hideyoshi, in honour of his deceased mother.
高野山の中では金剛峯寺は新しく、1593年に当時の統治者であった豊臣秀吉が、亡き母のために建立した。

But while Hideyoshi loved his mum, he wasn’t fond of everyone in his family and ordered his nephew, Hidetsugu, to commit ritual suicide.
だが秀吉が母へ愛を捧げていた頃、親族間では不協和音があり、彼は甥の秀次に切腹を命じる。

ritual suicide(儀式的自殺)=「切腹」。

He obligingly did, in a tatami mat room in Kongobuji, in front of sliding screen doors adorned with the image of a heron perched upon a snow-clad willow.
秀次は金剛峯寺の畳の間の、雪をかぶった柳にとまる鷺の絵で飾られた扉の前で、甘んじてその命に従った。


obligingly「思いやりで、好意で」。

adorned with~「~で飾る・装飾する」。

The artwork is one of a collection of priceless screen paintings still here that serve to highlight the Toyotomi’s wealth and power.
その作品は値がつけられないほど貴重な絵画作品の一つで、往時の豊臣家の栄華を今に伝えている。


serve to~「~に役立つ、~する働きをする、(人)をもてなす」。

highlight「最重要点、呼び物、ハイライト、最も明るい部分、強調する」。

Just as striking is the Banryutei, Japan’s largest rock garden, which uses 140 granite rocks on a raked sand base to suggest the shape of a male and female dragon emerging from cloud to protect the temple.
同様に印象的なのが、日本一大きな石庭である蟠龍庭(ばんりゅうてい)で、ならされた砂の上に140の花崗岩を配し、寺を守護すべく雲間から雄雌の竜が出現する様子を表している。


rake「熊手、まぐわ、レーキ、火かき、放蕩者、(レーキ等で)かいてならす、かき集める」。


宇宙や霊的な世界観をシンプルな石庭で表すというのは、英語圏の人々の目にはミステリアスな表現方法に映るかもしれませんね。

表現するものが壮大になればなるほど、究極にそぎ落とした姿になるのかな?という気がします。

でも説明されないと、何を表しているかを感じ取れる自信は全くありません(笑)。


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