先日から「No, you can’t eat your way out of a hangover -「ダメ、二日酔いは食べても治らない」を読んでいます。
・「ダメ、二日酔いは食べても治らない」(1)
・「ダメ、二日酔いは食べても治らない」(2)
Darker liquor, with more of these substances, does seem worse than clear:
これらの物質が多く含まれる色の濃い酒は、透明な酒よりも良くなさそうだ
one 2009 study found that those who drank dark bourbon felt much worse than those who drank vodka.
2009年の研究では、ダークバーボンを飲んだ人は、ウォッカを飲んだ人よりも気分が悪くなったという結果が出ている。
But there is quite a bit of variation between people, in everything from basic biology to drinking amount to speed
しかし基礎的生態から飲酒量、スピードまで、あらゆる面で人によってかなりの差がある
— not to mention age, which many suspect makes it more difficult to get away scot-free from a night of over-indulgence.
とはいえ年齢を重ねるにつれて、飲み過ぎを防ぐのが難しくなるのは言うまでもない。
scot-free「罰を免れて、無事に、無罪放免になる」。
Not many studies have carefully accounted for all these things,
これらのことを注意深く考慮した研究はあまり多くはない、
in part because it’s difficult to control everything and still mimic in a natural way the way people behave on a debauched night out.
その理由のひとつは、すべてをコントロールしながら、夜遊びで酩酊する人々の行動を自然に模倣するのが困難なためだ。
debauch「堕落させる、酒色・放蕩にふける、暴飲暴食をする」。
In truth, the symptoms of a hangover probably don’t come down to a single molecule or set of molecules, but rather a combination of factors.
二日酔いの症状は実のところ、おそらく単一の分子や分子の集合に起因するのではなく、さまざまな要因が絡み合っている。
Drinking alcohol does result in a shift in hormone regulation that can cause people to urinate more, so they may be dehydrated the next day, helping to account for the headache.
飲酒によりホルモン調整が変化し、排尿量が増えるため、翌日には脱水状態になり、頭痛を引き起こすことがある。
People often drink at the expense of getting a full night of sleep, and alcohol impairs the quality of the sleep they do get once they bed down.
人はしばしば睡眠時間を削ってまで酒を飲み、寝付けば今度はアルコールが睡眠の質を低下させる。
impair「減じる、害する、そこなう、傷つける」。
つまりアルコールそのものだけでなく、飲酒によって変わる身体のコンディションが、更に翌朝の不調の原因にもなっていると。
お酒は良きにつけ悪しきにつけ、普通状態から人を引き離す作用があるんですね。
時にそれが問題を引き起こしますが、だからこそ遥か昔から人を魅了しているんだろうなあと思います。
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
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